第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第53問
電子工学第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第53問(電子工学)の正答は 1 です。前段は入力が+端子に入る非反転増幅器(利得 1+R₂/R₁)、後段は R₃ から-端子に入り+端子が接地された反転増幅器(利得 -R₄/R₃)。
問題
図の回路の入力電圧Vᵢと出力電圧Vₒの関係式(Vₒ/Vᵢ)はどれか。ただし、A は理想演算増幅器とする。
- 1. −(1+R₂/R₁)・R₄/R₃ ✓
- 2. (1+R₂/R₁)・R₄/R₃
- 3. −(1+R₂/R₁)・(1+R₄/R₃)
- 4. R₂/R₁・R₄/R₃
- 5. −R₂/R₁・(1+R₄/R₃)
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 30%参考値
10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — -(1+R₂/R₁)・R₄/R₃
前段は入力が+端子に入る非反転増幅器(利得 1+R₂/R₁)、後段は R₃ から-端子に入り+端子が接地された反転増幅器(利得 -R₄/R₃)。2段の積が全体の利得になる。
【図の読み方と計算】
- 前段:V_i は+端子、-端子は R₁ でアース・R₂ で出力へ帰還 → V₁=(1+R₂/R₁)V_i
- 後段:V₁ が R₃ を通って-端子へ、R₄ で帰還、+端子は接地 → V_o=-(R₄/R₃)V₁
- 全体:V_o/V_i=-(1+R₂/R₁)・R₄/R₃
【各選択肢の解説】
1. -(1+R₂/R₁)・R₄/R₃
✅ 正しい。非反転(1+R₂/R₁)と反転(-R₄/R₃)の積である(=正答)。
✅ 正しい。非反転(1+R₂/R₁)と反転(-R₄/R₃)の積である(=正答)。
2. (1+R₂/R₁)・R₄/R₃
❌ 誤り。後段の符号の反転が抜けている。正しくは、後段は反転増幅器なので全体にマイナスが付く。
❌ 誤り。後段の符号の反転が抜けている。正しくは、後段は反転増幅器なので全体にマイナスが付く。
3. -(1+R₂/R₁)・(1+R₄/R₃)
❌ 誤り。後段を非反転の式で書いている。正しくは、後段は入力が-端子側(R₃経由)に入る反転増幅器で、利得は-R₄/R₃である。
❌ 誤り。後段を非反転の式で書いている。正しくは、後段は入力が-端子側(R₃経由)に入る反転増幅器で、利得は-R₄/R₃である。
4. R₂/R₁・R₄/R₃
❌ 誤り。前段を反転の大きさで、後段の符号も落としている。正しくは、前段は非反転で1+R₂/R₁、後段は-R₄/R₃である。
❌ 誤り。前段を反転の大きさで、後段の符号も落としている。正しくは、前段は非反転で1+R₂/R₁、後段は-R₄/R₃である。
5. -R₂/R₁・(1+R₄/R₃)
❌ 誤り。前段と後段の型を入れ替えている。正しくは、前段が非反転(1+R₂/R₁)、後段が反転(-R₄/R₃)である。
❌ 誤り。前段と後段の型を入れ替えている。正しくは、前段が非反転(1+R₂/R₁)、後段が反転(-R₄/R₃)である。
【試験対策ポイント】
| 回路 | 入力の入る端子 | 利得 |
|---|---|---|
| 反転増幅器 | 抵抗R_iを通して-端子(+は接地) | -R_f/R_i |
| 非反転増幅器 | +端子(-はR_iでアース) | 1+R_f/R_i |
- 見分け方:入力信号がどちらの端子に入っているかを先に見る
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