MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問

電子工学第33回午前

第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問(電子工学)の正答は 4 です。図のどこを見るか:1段目は入力が+端子=非反転増幅器(帰還抵抗R₁、-端子から接地へR₁)。

問題
図の増幅回路全体の増幅度は52 dB である。抵抗R₂[kΩ]はどれか。 ただし、A は理想演算増幅器とし、抵抗R₁=1 kΩ、log₁₀ 2 を0.3 とする。
第33回午前第54問 図
  1. 1. 20
  2. 2. 40
  3. 3. 100
  4. 4. 200 ✓
  5. 5. 400

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 27.3%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 200

図のどこを見るか:1段目は入力が+端子=非反転増幅器(帰還抵抗R₁、-端子から接地へR₁)。2段目は入力がR₁を通って-端子、+端子は接地=反転増幅器(帰還抵抗R₂)。

途中式

  • 1段目の利得=1+R₁/R₁=2倍
  • 2段目の利得の大きさ=R₂/R₁
  • 全体の増幅度:52dB=20log₁₀G → log₁₀G=2.6 → G=10²×10^0.6
  • 10^0.6=(10^0.3)²=2²=4(log₁₀2=0.3より10^0.3=2)→ G=400倍
  • 2×R₂/R₁=400 → R₂/R₁=200 → R₂=200×1kΩ=200kΩ

【各選択肢の解説】

1. 20
❌ 誤り。全体は2×20=40倍(約32dB)。正しくは400倍(52dB)にはR₂=200kΩ。
2. 40
❌ 誤り。全体は2×40=80倍(約38dB)。正しくはR₂=200kΩ。
3. 100
❌ 誤り。全体は2×100=200倍(約46dB)。正しくはR₂=200kΩ。
4. 200
✅ 正しい。1段目2倍×2段目200倍=400倍=52dB。dBは利得の大きさで見るので、反転による符号は影響しない。
5. 400
❌ 誤り。1段目の2倍を見落とし、2段目だけで400倍にした値(全体は800倍=約58dB)。正しくはR₂=200kΩ。

【試験対策ポイント】

  • 電圧比のdB=20log₁₀(電力比は10log₁₀)
  • 多段増幅:倍率は掛け算、dBは足し算(2倍≒6dB+200倍≒46dB=52dB)
  • 非反転=1+Rf/Ri、反転=-Rf/Ri
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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