第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第1問
医学的基礎第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第1問(医学的基礎)の正答は 3 です。遺族は亡くなった患者の診療情報の提供を求めることができるが、所定の手続きを経た「請求に基づく提供」であり、「自由に閲覧」できるわけではない。
問題
患者の権利について誤っているのはどれか。
- 1. 患者は担当医師、病院を自由に選択できる。
- 2. リスボン宣言で患者の権利が謳われている。
- 3. 患者の死後、その配偶者は診療情報を自由に閲覧できる。 ✓
- 4. 健康保険料を支払っていない人も適切な医療をうけられる。
- 5. 患者は医師が必要と判断した急性心筋梗塞の急性期治療を拒否できる。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72%やさしい
93人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 患者の死後、その配偶者は診療情報を自由に閲覧できる。
遺族は亡くなった患者の診療情報の提供を求めることができるが、所定の手続きを経た「請求に基づく提供」であり、「自由に閲覧」できるわけではない。他の4つは患者の権利として正しい。
【各選択肢の解説】
1. 患者は担当医師、病院を自由に選択できる。
✅ 正しい。リスボン宣言(世界医師会)は、患者が医師・病院を自由に選び、また変更する権利を定めている。
✅ 正しい。リスボン宣言(世界医師会)は、患者が医師・病院を自由に選び、また変更する権利を定めている。
2. リスボン宣言で患者の権利が謳われている。
✅ 正しい。リスボン宣言(1981年採択)は「患者の権利に関するWMAリスボン宣言」で、良質の医療を受ける権利・選択の自由・自己決定権・情報を得る権利・秘密保持などを掲げる。
✅ 正しい。リスボン宣言(1981年採択)は「患者の権利に関するWMAリスボン宣言」で、良質の医療を受ける権利・選択の自由・自己決定権・情報を得る権利・秘密保持などを掲げる。
3. 患者の死後、その配偶者は診療情報を自由に閲覧できる。
❌ 誤り(=正答)。遺族への提供は、請求者が遺族であることの確認などの手続きを経て行われ、患者本人の生前の意思や名誉にも配慮される。正しくは、配偶者などの遺族は所定の手続きで請求して診療経過や死亡原因などの説明・提供を受ける(厚生労働省「診療情報の提供等に関する指針」)。
❌ 誤り(=正答)。遺族への提供は、請求者が遺族であることの確認などの手続きを経て行われ、患者本人の生前の意思や名誉にも配慮される。正しくは、配偶者などの遺族は所定の手続きで請求して診療経過や死亡原因などの説明・提供を受ける(厚生労働省「診療情報の提供等に関する指針」)。
4. 健康保険料を支払っていない人も適切な医療をうけられる。
✅ 正しい。リスボン宣言は、すべての人が差別なく適切な医療を受ける権利を持つとしている。医療を受ける権利は保険料の納付と切り離して保障される。
✅ 正しい。リスボン宣言は、すべての人が差別なく適切な医療を受ける権利を持つとしている。医療を受ける権利は保険料の納付と切り離して保障される。
5. 患者は医師が必要と判断した急性心筋梗塞の急性期治療を拒否できる。
✅ 正しい。判断能力のある患者には自己決定権があり、説明を受けたうえで、医師が必要と判断した治療でも拒否できる。
✅ 正しい。判断能力のある患者には自己決定権があり、説明を受けたうえで、医師が必要と判断した治療でも拒否できる。
【試験対策ポイント】
- リスボン宣言の柱=良質の医療・選択の自由・自己決定・情報・秘密保持・尊厳
- 自己決定権=必要な治療でも拒否できる(インフォームド・コンセントの裏返し)
- 遺族への診療情報の提供=「請求→手続き→提供」であり、自由な閲覧ではない
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