第53回 作業療法士国家試験 午後 第61問
生理学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第61問(生理学)の正答は 1・4 です。滑走説では、太いフィラメント(ミオシン)と細いフィラメント(アクチン)はどちらも長さを変えず、アクチンがミオシンの間に滑り込む。
問題
骨格筋の構造で筋収縮時に長さが一定なのはどれか。2つ選べ。
- 1. A 帯 ✓
- 2. H 帯
- 3. I 帯
- 4. Z 帯 ✓
- 5. 筋 節
正答:1・4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.4%難問
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・4番 — A帯・Z帯
滑走説では、太いフィラメント(ミオシン)と細いフィラメント(アクチン)はどちらも長さを変えず、アクチンがミオシンの間に滑り込む。フィラメントの長さそのものに当たる帯は変わらず、重なりの少ない部分に当たる帯が短くなる。
【各選択肢の解説】
1. A 帯
✅ 正しい。A帯はミオシンフィラメントの全長に当たる。ミオシン自体は縮まないので、収縮してもA帯の長さは変わらない。
✅ 正しい。A帯はミオシンフィラメントの全長に当たる。ミオシン自体は縮まないので、収縮してもA帯の長さは変わらない。
2. H 帯
❌ 誤り。H帯はA帯の中央でアクチンと重ならずミオシンだけがある部分。正しくは、収縮でアクチンが中央へ滑り込むため短縮し、強い収縮では消失する。
❌ 誤り。H帯はA帯の中央でアクチンと重ならずミオシンだけがある部分。正しくは、収縮でアクチンが中央へ滑り込むため短縮し、強い収縮では消失する。
3. I 帯
❌ 誤り。I帯はZ帯の両側でアクチンだけがある部分。正しくは、アクチンがA帯の中へ滑り込むため短縮する。
❌ 誤り。I帯はZ帯の両側でアクチンだけがある部分。正しくは、アクチンがA帯の中へ滑り込むため短縮する。
4. Z 帯
✅ 正しい。Z帯はアクチンが付着して筋節を区切る構造で、フィラメントの滑りに伴って位置は動くが、それ自体の幅は変わらない。
✅ 正しい。Z帯はアクチンが付着して筋節を区切る構造で、フィラメントの滑りに伴って位置は動くが、それ自体の幅は変わらない。
5. 筋 節
❌ 誤り。筋節(サルコメア)はZ帯からZ帯までの単位。正しくは、隣り合うZ帯が互いに引き寄せられるため短縮する。
❌ 誤り。筋節(サルコメア)はZ帯からZ帯までの単位。正しくは、隣り合うZ帯が互いに引き寄せられるため短縮する。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 何に当たるか | 収縮時 |
|---|---|---|
| A帯 | ミオシンの全長 | 一定 |
| H帯 | ミオシンだけの部分 | 短縮・消失 |
| I帯 | アクチンだけの部分 | 短縮 |
| Z帯 | 筋節の境界 | 一定 |
| 筋節 | Z帯〜Z帯 | 短縮 |
「フィラメントの長さ=一定、重なりで決まる部分=短縮」と覚える。
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