第54回 作業療法士国家試験 午後 第1問
作業療法評価学第54回午後
第54回 作業療法士国家試験 午後 第1問(作業療法評価学)の正答は 2・5 です。段階1・0は、関節が動かなくても筋の収縮を触診・視診でとらえられるかで判定する。
問題
Danielsらの徒手筋力テスト(段階1及び0)の検査肢位で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 腹直筋
- 2. 前鋸筋 ✓
- 3. 僧帽筋中部線維
- 4. 上腕三頭筋
- 5. 長橈側手根伸筋 ✓
正答:2・5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 7.1%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2・5番 — 前鋸筋・長橈側手根伸筋
段階1・0は、関節が動かなくても筋の収縮を触診・視診でとらえられるかで判定する。そのため肢位の要点は「その筋の上に正しく指を置き、検査者が体節を支えているか」で、図2と図5がこの形になっている。
【各選択肢の解説】
1. 腹直筋
❌ 誤り。図1では検査者の手が腹部の正中(腹直筋の上)に置かれておらず、腹直筋の段階1・0の検査の形になっていない。正しくは、腹直筋の段階1・0は背臥位で咳をさせる・頭部を持ち上げようとさせるときに、正中の両わきで腹直筋の収縮を触れる(Danielsらの徒手筋力テスト)。
❌ 誤り。図1では検査者の手が腹部の正中(腹直筋の上)に置かれておらず、腹直筋の段階1・0の検査の形になっていない。正しくは、腹直筋の段階1・0は背臥位で咳をさせる・頭部を持ち上げようとさせるときに、正中の両わきで腹直筋の収縮を触れる(Danielsらの徒手筋力テスト)。
2. 前鋸筋
✅ 正しい。座位で検査者が上肢を屈曲位に支え、もう一方の手を腋窩の下の外側胸壁(肋骨上)に当てている。上肢を支えるので自分で腕を保持できない段階でも、肩甲骨を前に出そうとしたときの前鋸筋の収縮を指先でとらえられる。
✅ 正しい。座位で検査者が上肢を屈曲位に支え、もう一方の手を腋窩の下の外側胸壁(肋骨上)に当てている。上肢を支えるので自分で腕を保持できない段階でも、肩甲骨を前に出そうとしたときの前鋸筋の収縮を指先でとらえられる。
3. 僧帽筋中部線維
❌ 誤り。図3は腹臥位で上肢を台の端から真下に垂らし(肩関節屈曲位)、検査者が手を支えている。僧帽筋中部線維(肩甲骨内転)の検査は肩関節外転位で行う。正しくは、肩関節外転位で上肢を支えて肩甲骨を内転させようとさせ、肩甲棘の内側端と脊柱の間で中部線維の収縮を触れる。
❌ 誤り。図3は腹臥位で上肢を台の端から真下に垂らし(肩関節屈曲位)、検査者が手を支えている。僧帽筋中部線維(肩甲骨内転)の検査は肩関節外転位で行う。正しくは、肩関節外転位で上肢を支えて肩甲骨を内転させようとさせ、肩甲棘の内側端と脊柱の間で中部線維の収縮を触れる。
4. 上腕三頭筋
❌ 誤り。図4は腹臥位で上腕を台に載せ、前腕を台の端から垂らした肢位で、肘を伸ばすと前腕を重力に抗して持ち上げることになる段階5〜3の肢位である。正しくは、段階1・0は重力の影響を除いた形で検査者が上肢を支え、肘を伸ばそうとさせたときの収縮を肘頭のすぐ近位で上腕三頭筋の腱・筋腹に触れてとらえる。
❌ 誤り。図4は腹臥位で上腕を台に載せ、前腕を台の端から垂らした肢位で、肘を伸ばすと前腕を重力に抗して持ち上げることになる段階5〜3の肢位である。正しくは、段階1・0は重力の影響を除いた形で検査者が上肢を支え、肘を伸ばそうとさせたときの収縮を肘頭のすぐ近位で上腕三頭筋の腱・筋腹に触れてとらえる。
5. 長橈側手根伸筋
✅ 正しい。前腕を支えた状態で、手背の母指側(第2中手骨の基部へ向かう腱)を2本の指で触れている。手関節を伸展・橈屈させようとしたときの腱の緊張をここでとらえるのが段階1・0の判定である。
✅ 正しい。前腕を支えた状態で、手背の母指側(第2中手骨の基部へ向かう腱)を2本の指で触れている。手関節を伸展・橈屈させようとしたときの腱の緊張をここでとらえるのが段階1・0の判定である。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 判定の基準 |
|---|---|
| 3 | 重力に抗して全可動域を動かせる |
| 2 | 重力の影響を除いた肢位で全可動域を動かせる |
| 1 | 関節の動きはないが収縮を触知・視認できる |
| 0 | 収縮を触知・視認できない |
(Danielsらの徒手筋力テスト)
段階1・0の図は「どこに指を置いているか」で見分ける:前鋸筋=腋窩の下の外側胸壁、長橈側手根伸筋=第2中手骨基部へ向かう腱、腹直筋=正中の両わき。
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「作業療法評価学」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)