第57回 作業療法士国家試験 午前 第27問
臨床医学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第27問(臨床医学)の正答は 4 です。カーテン徴候は、「アー」と発声させたときに咽頭後壁が健側へカーテンを引くように引かれる所見で、患側の咽頭収縮筋の麻痺(舌咽・迷走神経の障害)を示す。
問題
カーテン徴候が陽性の場合、嚥下が障害される期はどれか。
- 1. 先行期
- 2. 準備期
- 3. 口腔期
- 4. 咽頭期 ✓
- 5. 食道期
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 咽頭期
カーテン徴候は、「アー」と発声させたときに咽頭後壁が健側へカーテンを引くように引かれる所見で、患側の咽頭収縮筋の麻痺(舌咽・迷走神経の障害)を示す。咽頭収縮筋は咽頭期に食塊を食道へ送る筋なので、障害されるのは咽頭期である。
【各選択肢の解説】
1. 先行期
❌ 誤り。正しくは先行期は食物を認識し、食べ方や量を判断して口へ運ぶ段階で、意識・認知の障害で問題が起こる。
❌ 誤り。正しくは先行期は食物を認識し、食べ方や量を判断して口へ運ぶ段階で、意識・認知の障害で問題が起こる。
2. 準備期
❌ 誤り。正しくは準備期は食物を口に取り込み、咀嚼して食塊をつくる段階で、口唇・顎・舌・頬の運動が関わる。
❌ 誤り。正しくは準備期は食物を口に取り込み、咀嚼して食塊をつくる段階で、口唇・顎・舌・頬の運動が関わる。
3. 口腔期
❌ 誤り。正しくは口腔期は舌で食塊を口腔から咽頭へ送り込む段階である。
❌ 誤り。正しくは口腔期は舌で食塊を口腔から咽頭へ送り込む段階である。
4. 咽頭期
✅ 正しい。嚥下反射により軟口蓋の挙上(鼻咽腔閉鎖)、喉頭挙上と気道の閉鎖、咽頭収縮が起こり食塊が食道へ送られる。咽頭収縮筋の麻痺があると、食塊を送り出せず咽頭に残りやすい。
✅ 正しい。嚥下反射により軟口蓋の挙上(鼻咽腔閉鎖)、喉頭挙上と気道の閉鎖、咽頭収縮が起こり食塊が食道へ送られる。咽頭収縮筋の麻痺があると、食塊を送り出せず咽頭に残りやすい。
5. 食道期
❌ 誤り。正しくは食道期は食道の蠕動運動で食塊を胃へ送る段階で、咽頭収縮筋の麻痺では障害されない。
❌ 誤り。正しくは食道期は食道の蠕動運動で食塊を胃へ送る段階で、咽頭収縮筋の麻痺では障害されない。
【試験対策ポイント】
| 期 | 主な働き |
|---|---|
| 先行期 | 食物の認識・食べ方の判断 |
| 準備期 | 取り込み・咀嚼・食塊形成 |
| 口腔期 | 舌で咽頭へ送り込む |
| 咽頭期 | 嚥下反射で食道へ送る |
| 食道期 | 蠕動で胃へ送る |
- カーテン徴候=咽頭後壁が健側へ引かれる → 舌咽・迷走神経の障害 → 咽頭期
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