OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午前 第80問

臨床心理学第57回午前

第57回 作業療法士国家試験 午前 第80問(臨床心理学)の正答は 4 です。リエゾン精神医学における身体科でのベッドサイドマナーでは、患者が理解しやすいよう具体的でわかりやすい情報提供が求められる。

問題
リエゾン精神医学における医療スタッフのベッドサイドマナーとして適切でないのはどれか。
  1. 1. 笑顔で接する。
  2. 2. 座って対応する。
  3. 3. 心配なことを聞く。
  4. 4. 抽象的な情報を与える。
  5. 5. 患者が誇りに思うことを称賛する。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 抽象的な情報を与える。

リエゾン精神医学における身体科でのベッドサイドマナーでは、患者が理解しやすいよう具体的でわかりやすい情報提供が求められる。抽象的な情報は不安や混乱を増大させる可能性があり不適切。


【各選択肢の解説】

1. 笑顔で接する。
❌ 誤り(適切な対応)。表情による安心感の提供は重要。
2. 座って対応する。
❌ 誤り(適切な対応)。立ったままより座って話すことで、患者と視線の高さが合い、対等・傾聴的な姿勢を示せる。
3. 心配なことを聞く。
❌ 誤り(適切な対応)。患者の不安・懸念を把握することはリエゾン場面での基本的なアセスメント。
4. 抽象的な情報を与える。
✅ 正しい(適切でない)。身体疾患を抱えた患者には具体的・わかりやすい情報が必要。抽象的な説明は理解困難・不安増大につながる。
5. 患者が誇りに思うことを称賛する。
❌ 誤り(適切な対応)。患者の強み・資源・誇りに焦点を当てることは自尊感情の維持・回復に有効。

【試験対策ポイント】

  • リエゾン精神医学:身体科に入院した患者のメンタルヘルスケアを担う分野
  • ベッドサイドマナー:具体的情報提供・共感的態度・傾聴・患者の強みに焦点
  • 抽象的情報 = 医療者中心 → 具体的情報 = 患者中心

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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