OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午後 第54問

解剖学第58回午後

第58回 作業療法士国家試験 午後 第54問(解剖学)の正答は 3・4 です。後根には感覚ニューロンの細胞体が集まる脊髄神経節(後根神経節)がある。

問題
脊髄で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 膨大部は3つある。
  2. 2. 前角は白質からなる。
  3. 3. 後根は脊髄神経節をつくる。 ✓
  4. 4. 交感神経は胸髄と腰髄とから出る。 ✓
  5. 5. 脊髄円錐は第3、4腰椎のレベルにある。

正答:3・4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.1%標準

43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3・4番 — 後根は脊髄神経節をつくる。・交感神経は胸髄と腰髄とから出る。

後根には感覚ニューロンの細胞体が集まる脊髄神経節(後根神経節)がある。交感神経の節前ニューロンは胸髄と上位腰髄の側角にあり、ここから線維が出る(胸腰系)。


【各選択肢の解説】

1. 膨大部は3つある。
❌ 誤り。正しくは、脊髄の膨大は2つで、上肢に神経を送る頸膨大と、下肢に神経を送る腰膨大である。
2. 前角は白質からなる。
❌ 誤り。正しくは、前角は灰白質で、骨格筋を支配する運動ニューロン(α運動ニューロン)の細胞体が集まる。白質は神経線維(伝導路)が通る部分である。
3. 後根は脊髄神経節をつくる。
✅ 正しい(=正答)。後根は感覚線維の通り道で、その途中に感覚ニューロン(偽単極性ニューロン)の細胞体が集まって膨らんだ脊髄神経節がある。
4. 交感神経は胸髄と腰髄とから出る。
✅ 正しい(=正答)。交感神経の節前ニューロンは第1胸髄〜上位腰髄(第2〜3腰髄まで)の側角にあり、前根を通って出る。
5. 脊髄円錐は第3、4腰椎のレベルにある。
❌ 誤り。第3〜4腰椎の高さは腰椎穿刺を行う位置で、そこには馬尾がある。正しくは、成人の脊髄円錐(脊髄の下端)は第1〜2腰椎の高さにある。

【試験対策ポイント】

項目内容
膨大頸膨大・腰膨大の2つ
前角/後角ともに灰白質(前角=運動ニューロン)
脊髄神経節後根にある(感覚ニューロンの細胞体)
交感神経胸髄〜上位腰髄の側角(胸腰系)
副交感神経脳幹(Ⅲ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)と仙髄(S2〜S4)
脊髄円錐成人で第1〜2腰椎の高さ
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