第59回 作業療法士国家試験 午後 第56問
解剖学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 1 です。腋窩神経(C5・C6)は腕神経叢の後神経束から出て、三角筋と小円筋を支配し、肩の外側の皮膚感覚(上外側上腕皮神経)を担う。
問題
腋窩神経で正しいのはどれか。
- 1. 三角筋を支配する。 ✓
- 2. 広背筋を支配する。
- 3. 後骨間神経を分枝する。
- 4. 上腕内側の皮膚感覚を支配する。
- 5. 腕神経叢の外側神経束から分枝する。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80.5%やさしい
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 三角筋を支配する
腋窩神経(C5・C6)は腕神経叢の後神経束から出て、三角筋と小円筋を支配し、肩の外側の皮膚感覚(上外側上腕皮神経)を担う。
【各選択肢の解説】
1. 三角筋を支配する。
✅ 正しい(=正答)。腋窩神経は上腕骨外科頸の後ろを回って三角筋に達する。このため外科頸骨折や肩関節脱臼で傷つきやすく、肩の外転が弱くなる。
✅ 正しい(=正答)。腋窩神経は上腕骨外科頸の後ろを回って三角筋に達する。このため外科頸骨折や肩関節脱臼で傷つきやすく、肩の外転が弱くなる。
2. 広背筋を支配する。
❌ 誤り。正しくは、広背筋は胸背神経(C6〜C8)の支配である。胸背神経も後神経束から出るが、腋窩神経とは別の神経である。
❌ 誤り。正しくは、広背筋は胸背神経(C6〜C8)の支配である。胸背神経も後神経束から出るが、腋窩神経とは別の神経である。
3. 後骨間神経を分枝する。
❌ 誤り。正しくは、後骨間神経は橈骨神経の深枝で、前腕の伸筋群を支配する。
❌ 誤り。正しくは、後骨間神経は橈骨神経の深枝で、前腕の伸筋群を支配する。
4. 上腕内側の皮膚感覚を支配する。
❌ 誤り。正しくは、上腕内側の皮膚感覚は内側上腕皮神経(内側神経束から出る)と肋間上腕神経が担う。腋窩神経が担うのは肩の外側から上腕上部外側である。
❌ 誤り。正しくは、上腕内側の皮膚感覚は内側上腕皮神経(内側神経束から出る)と肋間上腕神経が担う。腋窩神経が担うのは肩の外側から上腕上部外側である。
5. 腕神経叢の外側神経束から分枝する。
❌ 誤り。正しくは、腋窩神経は後神経束から出る。外側神経束から出るのは筋皮神経と正中神経の外側根などである。
❌ 誤り。正しくは、腋窩神経は後神経束から出る。外側神経束から出るのは筋皮神経と正中神経の外側根などである。
【試験対策ポイント】
| 神経束 | 主な枝 |
|---|---|
| 外側神経束 | 筋皮神経・正中神経(外側根) |
| 内側神経束 | 尺骨神経・正中神経(内側根)・内側上腕皮神経・内側前腕皮神経 |
| 後神経束 | 腋窩神経・橈骨神経・胸背神経・肩甲下神経 |
腋窩神経麻痺=三角筋の筋力低下(肩の外転困難)+肩外側の感覚障害。
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