OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第55問

解剖学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第55問(解剖学)の正答は 4 です。食道は気管分岐部の高さで、大動脈弓と左主気管支が前を交差するために圧迫を受け、ここが生理的狭窄部の一つになる。

問題
食道で正しいのはどれか。
  1. 1. 長さは約35 cmである。
  2. 2. 甲状軟骨下縁から始まる。
  3. 3. 生理的狭窄部は4か所ある。
  4. 4. 左主気管支により圧迫される。 ✓
  5. 5. 下部の60%は横紋筋からなる。

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 44.6%難問

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 左主気管支により圧迫される。

食道は気管分岐部の高さで、大動脈弓と左主気管支が前を交差するために圧迫を受け、ここが生理的狭窄部の一つになる。


【各選択肢の解説】

1. 長さは約35 cmである。
❌ 誤り。正しくは、成人の食道の長さは約25 cmである。
2. 甲状軟骨下縁から始まる。
❌ 誤り。正しくは、食道は輪状軟骨下縁(第6頸椎の高さ)で咽頭から続いて始まる。
3. 生理的狭窄部は4か所ある。
❌ 誤り。正しくは、生理的狭窄部は3か所で、①食道の起始部、②気管分岐部(大動脈弓・左主気管支との交差部)、③横隔膜の貫通部(食道裂孔)である。
4. 左主気管支により圧迫される。
✅ 正しい(=正答)。気管分岐部の高さで左主気管支が食道の前を交差し、食道を圧迫する。これが第2の生理的狭窄部である。
5. 下部の60%は横紋筋からなる。
❌ 誤り。食道の筋層は上部が横紋筋、下部が平滑筋で、中部では両者が混在する。正しくは、下部は平滑筋からなる。

【試験対策ポイント】

項目内容
長さ約25 cm
起始輪状軟骨下縁(第6頸椎の高さ)
生理的狭窄部起始部・気管分岐部・横隔膜貫通部の3か所
筋層上部=横紋筋→下部=平滑筋
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