第60回 作業療法士国家試験 午前 第57問
解剖学第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第57問(解剖学)の正答は 2 です。網膜の視細胞は、色と細かい形を見分ける錐体と、暗い所で明暗を感じる杆体に分かれる。
問題
視覚器で正しいのはどれか。
- 1. 杆体は色を感知する。
- 2. 網膜の黄斑には錐体が多い。 ✓
- 3. 角膜には神経は分布していない。
- 4. 網膜の中心窩は視野に盲点を生じる。
- 5. 硝子体は屈折率の変化により焦点距離を調整する。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.9%難問
63人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 網膜の黄斑には錐体が多い。
網膜の視細胞は、色と細かい形を見分ける錐体と、暗い所で明暗を感じる杆体に分かれる。錐体は黄斑(とくに中心窩)に集まる。
【各選択肢の解説】
1. 杆体は色を感知する。
❌ 誤り。杆体は弱い光に感度が高く、暗い所での明暗の感知を担う。正しくは、色を感知するのは錐体である。
❌ 誤り。杆体は弱い光に感度が高く、暗い所での明暗の感知を担う。正しくは、色を感知するのは錐体である。
2. 網膜の黄斑には錐体が多い。
✅ 正しい(=正答)。黄斑には錐体が密に分布し、その中心の中心窩は視力が最も高い部位である。
✅ 正しい(=正答)。黄斑には錐体が密に分布し、その中心の中心窩は視力が最も高い部位である。
3. 角膜には神経は分布していない。
❌ 誤り。角膜には血管はないが、三叉神経(眼神経)の知覚神経終末が豊富に分布し、非常に敏感である。正しくは、角膜には知覚神経が分布しており、角膜反射の入力になる。
❌ 誤り。角膜には血管はないが、三叉神経(眼神経)の知覚神経終末が豊富に分布し、非常に敏感である。正しくは、角膜には知覚神経が分布しており、角膜反射の入力になる。
4. 網膜の中心窩は視野に盲点を生じる。
❌ 誤り。中心窩は錐体が最も密で、最もよく見える部位である。正しくは、盲点を生じるのは視細胞のない視神経乳頭(視神経円板)である。
❌ 誤り。中心窩は錐体が最も密で、最もよく見える部位である。正しくは、盲点を生じるのは視細胞のない視神経乳頭(視神経円板)である。
5. 硝子体は屈折率の変化により焦点距離を調整する。
❌ 誤り。硝子体はゼリー状の透明な組織で、眼球の形を保つ。正しくは、焦点の調節は毛様体筋の働きで水晶体の厚さを変えて行う。
❌ 誤り。硝子体はゼリー状の透明な組織で、眼球の形を保つ。正しくは、焦点の調節は毛様体筋の働きで水晶体の厚さを変えて行う。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 働き・特徴 |
|---|---|
| 錐体 | 色覚・明所視・黄斑に多い |
| 杆体 | 明暗・暗所視・網膜周辺に多い |
| 視神経乳頭 | 視細胞がない=盲点 |
| 水晶体 | 厚さを変えて焦点を調節 |
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