OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午前 第80問

人間発達学第60回午前

第60回 作業療法士国家試験 午前 第80問(人間発達学)の正答は 1 です。Piagetの認知発達段階の年齢を問う。

問題
Piagetの発達論で0~2歳ころはどれか。
  1. 1. 感覚運動期 ✓
  2. 2. 具体的操作期
  3. 3. 形式的操作期
  4. 4. 潜在期
  5. 5. 前操作期

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.2%標準

49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 感覚運動期

Piagetの認知発達段階の年齢を問う。0〜2歳ころは、見る・触る・動かすといった感覚と運動を通して外界を理解する感覚運動期である。


【各選択肢の解説】

1. 感覚運動期(=正答)
✅ 正しい。0〜2歳ころにあたり、この時期に対象の永続性(見えなくなった物も存在し続けること)が獲得される。
2. 具体的操作期
❌ 誤り。年齢が合わない。正しくは具体的操作期はおよそ7〜11歳ころで、具体物について論理的に考えられ、保存の概念が成立する。
3. 形式的操作期
❌ 誤り。年齢が合わない。正しくは形式的操作期はおよそ11〜12歳ころ以降で、抽象的・仮説的な思考ができるようになる。
4. 潜在期
❌ 誤り。潜在期はPiagetの段階ではない。正しくはFreudの心理性的発達段階の1つで、学童期(男根期と性器期の間)にあたる。
5. 前操作期
❌ 誤り。年齢が合わない。正しくは前操作期はおよそ2〜7歳ころで、言葉やイメージ(象徴)を使えるが、自己中心性があり保存の概念はまだ成立しない。

【試験対策ポイント】

段階(Piaget)年齢の目安特徴
感覚運動期0〜2歳ころ感覚と運動で理解・対象の永続性
前操作期2〜7歳ころ象徴機能・自己中心性
具体的操作期7〜11歳ころ保存の成立・具体物での論理
形式的操作期11〜12歳ころ以降抽象的・仮説的思考

潜在期はFreud、という他の理論家の段階の混入に注意する。

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