第6章|消化・吸収・代謝・内分泌
生理学 第6章
6-1 消化と消化液
| 消化液 | おもな酵素・成分 | 働き |
| 唾液 | アミラーゼ | デンプンの分解を開始 |
| 胃液 | ペプシン・塩酸 | タンパク質分解(酸性で働く) |
| 膵液 | トリプシン・リパーゼ・アミラーゼ・重炭酸 | 三大栄養素を分解・胃酸を中和 |
| 胆汁 | 胆汁酸(消化酵素は含まない) | 脂肪を乳化して吸収を助ける |
「胆汁には脂肪分解酵素が含まれる」は誤り → 胆汁は酵素を含まず、脂肪を乳化するだけ(分解はリパーゼ)。
6-2 吸収と代謝
- 栄養の吸収は主に小腸。糖・アミノ酸は毛細血管→門脈→肝臓、脂肪はリンパ管(乳び管)へ
- 三大栄養素の最終産物:糖質→単糖(グルコース)、タンパク質→アミノ酸、脂質→脂肪酸・モノグリセリド
- 肝臓:グリコーゲン貯蔵・糖新生・タンパク合成・解毒・胆汁産生・尿素合成
「脂肪の吸収産物は門脈へ入る」は誤り → 脂肪はリンパ管を経て運ばれる(糖・アミノ酸は門脈)。
6-3 内分泌とホルモン
- ホルモンは血液を介して離れた標的に作用(遅く持続的)。神経は速く一過性
- 下垂体前葉(成長・甲状腺刺激・副腎皮質刺激など)/後葉(ADH・オキシトシン=視床下部で産生)
- フィードバック:末梢ホルモンが増えると上位(視床下部・下垂体)が抑えられる(負のフィードバック)
6-4 血糖の調節
- 血糖を下げるのはインスリンのみ(膵島B細胞)
- 血糖を上げる:グルカゴン・アドレナリン・コルチゾール・成長ホルモン(複数ある)
「血糖を下げるホルモンは複数ある」は誤り → 下げるのはインスリンだけ。上げるホルモンは複数。