第50回 理学療法士国家試験 午後 第82問
理学療法管理学第50回午後
第50回 理学療法士国家試験 午後 第82問(理学療法管理学)の正答は 4 です。院内感染対策の柱は、感染源・感染経路を断つこと(標準予防策・経路別予防策)と組織的な取り組みである。
問題
院内感染対策として適切でないのはどれか。
- 1. 二次感染の防止
- 2. 感染経路の把握
- 3. ガウンテクニック
- 4. 抗菌薬の予防的投与 ✓
- 5. 院内ガイドラインの作成
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 84.2%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 抗菌薬の予防的投与
院内感染対策の柱は、感染源・感染経路を断つこと(標準予防策・経路別予防策)と組織的な取り組みである。抗菌薬を予防目的で広く使うことは耐性菌(MRSAなど)を生むため、対策として適切でない。
【各選択肢の解説】
1. 二次感染の防止
✅ 正しい(適切)。感染者から他の患者・職員へ広げないことが院内感染対策の目的そのものであり、隔離や接触予防策で行う。
✅ 正しい(適切)。感染者から他の患者・職員へ広げないことが院内感染対策の目的そのものであり、隔離や接触予防策で行う。
2. 感染経路の把握
✅ 正しい(適切)。接触・飛沫・空気のどの経路で広がるかを把握して初めて、経路に合った予防策を選べる。
✅ 正しい(適切)。接触・飛沫・空気のどの経路で広がるかを把握して初めて、経路に合った予防策を選べる。
3. ガウンテクニック
✅ 正しい(適切)。ガウン・手袋の正しい着脱で、衣服や手を介した接触感染を防ぐ。経路別予防策(接触予防策)の手技である。
✅ 正しい(適切)。ガウン・手袋の正しい着脱で、衣服や手を介した接触感染を防ぐ。経路別予防策(接触予防策)の手技である。
4. 抗菌薬の予防的投与
❌ 誤り(適切でない=正答)。感染していない患者に抗菌薬を広く使うと、耐性菌が選択されて増え、院内感染をかえって起こしやすくする。正しくは抗菌薬は感染症の診断に基づいて必要な場合に適正使用し、予防は手指衛生などの予防策で行う(手術時の感染予防など、適応が定められた予防投与は別である)。
❌ 誤り(適切でない=正答)。感染していない患者に抗菌薬を広く使うと、耐性菌が選択されて増え、院内感染をかえって起こしやすくする。正しくは抗菌薬は感染症の診断に基づいて必要な場合に適正使用し、予防は手指衛生などの予防策で行う(手術時の感染予防など、適応が定められた予防投与は別である)。
5. 院内ガイドラインの作成
✅ 正しい(適切)。施設ごとにマニュアルを整え、感染対策委員会などで職員全体が同じ手順で動けるようにする。
✅ 正しい(適切)。施設ごとにマニュアルを整え、感染対策委員会などで職員全体が同じ手順で動けるようにする。
【試験対策ポイント】
- 院内感染対策=標準予防策(手指衛生・個人防護具)+経路別予防策(接触・飛沫・空気)+組織の体制
- 抗菌薬の乱用は耐性菌を増やす=対策ではなく原因側
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