第51回 理学療法士国家試験 午前 第49問
保健医療福祉第51回午前
介入研究に該当するのはどれか。
1. 特定の集団での継続的な治療の観察
2. 通常行われている治療の効果判定
3. 2群に分けた治療の前向き比較
4. 複数データによる横断的比較
5. 過去の治療成績間の比較
- 1. 特定の集団での継続的な治療の観察
- 2. 通常行われている治療の効果判定
- 3. 2群に分けた治療の前向き比較 ✓
- 4. 複数データによる横断的比較
- 5. 過去の治療成績間の比較
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — 2群に分けた治療の前向き比較
介入研究とは、研究者が意図的に被験者に対して介入(治療など)を行い、その効果を前向きに比較検討する研究デザインです。2群に分けて異なる治療を割り当て、前向きに比較するこの方法が介入研究の典型的な形態です。
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【各選択肢の解説】
1. 特定の集団での継続的な治療の観察
❌ 誤り。対照群がなく単一集団の観察のため、介入研究ではなく記述的研究または観察研究に該当します。
2. 通常行われている治療の効果判定
❌ 誤り。通常診療の中での効果判定は観察研究であり、介入研究のような厳密な群分けと比較がありません。
3. 2群に分けた治療の前向き比較
✅ 正しい。複数の治療群に被験者を割り当て、前向きに比較することは介入研究(特に無作為化比較試験RCT)の定義そのものです。
4. 複数データによる横断的比較
❌ 誤り。横断的比較は一時点でのデータ比較であり、前向きの介入ではなく観察研究です。
5. 過去の治療成績間の比較
❌ 誤り。過去のデータを用いた後ろ向き比較は後ろ向き観察研究であり、介入研究ではありません。
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【試験対策ポイント】
• 介入研究=研究者が意図的に介入を加え、複数群を前向きに比較する研究デザイン
• 観察研究との区別:観察研究は介入なしで実態を観察、介入研究は意図的な介入と比較
• RCT(無作為化比較試験)が介入研究の最高レベル