PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第62問

生理学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第62問(生理学)の正答は 2 です。単一の筋線維が出す張力は、線維の太さ(含まれる筋原線維の量)でおおむね決まる。

問題
単一筋線維が発生する張力の大きい順に並んでいるのはどれか。
  1. 1. タイプⅡA > タイプⅡB > タイプⅠ
  2. 2. タイプⅡB > タイプⅡA > タイプⅠ ✓
  3. 3. タイプⅠ > タイプⅡA > タイプⅡB
  4. 4. タイプⅡA > タイプⅠ > タイプⅡB
  5. 5. タイプⅡB > タイプⅠ > タイプⅡA

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.6%参考値

29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — タイプⅡB > タイプⅡA > タイプⅠ

単一の筋線維が出す張力は、線維の太さ(含まれる筋原線維の量)でおおむね決まる。速筋のタイプⅡBが最も太く、遅筋のタイプⅠが最も細いので、張力もⅡB>ⅡA>Ⅰの順になる。


【各選択肢の解説】

1. タイプⅡA > タイプⅡB > タイプⅠ
❌ 誤り。ⅡAとⅡBの順が逆。正しくは、ⅡAはⅡBより細く張力が小さいので、ⅡB>ⅡA。
2. タイプⅡB > タイプⅡA > タイプⅠ
✅ 正しい(=正答)。ⅡB(速筋・解糖系)は線維が太く張力が最大、ⅡA(速筋・酸化系も持つ)が中間、Ⅰ(遅筋・酸化系)は細く張力が最小である。
3. タイプⅠ > タイプⅡA > タイプⅡB
❌ 誤り。順序がまるごと逆。タイプⅠが最も優れるのは張力でなく疲労しにくさである。正しくは、張力はⅡB>ⅡA>Ⅰ。
4. タイプⅡA > タイプⅠ > タイプⅡB
❌ 誤り。ⅡBを最小にしている。正しくは、ⅡBが最大でⅠが最小。
5. タイプⅡB > タイプⅠ > タイプⅡA
❌ 誤り。ⅠとⅡAの順が逆。正しくは、ⅡAはⅠより張力が大きく、ⅡB>ⅡA>Ⅰ。

【試験対策ポイント】

性質タイプⅠタイプⅡAタイプⅡB
収縮速度遅い速い最も速い
張力小中大
疲労耐性高中低
主な代謝酸化酸化+解糖解糖
色赤筋中間白筋

張力の順と疲労耐性の順はちょうど逆向きになる。

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