PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第64問

解剖学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第64問(解剖学)の正答は 5 です。眼の各部位の働きを入れ替えた選択肢を見分ける問題である。

問題
眼球構成体の説明で正しいのはどれか。
  1. 1. 角膜は光信号を電気信号に変換する。
  2. 2. 虹彩は涙液を産生する。
  3. 3. 硝子体は網膜に入る光量を調整する。
  4. 4. 網膜は眼球の内圧を保つ。
  5. 5. 毛様体は水晶体の厚さを変化させる。 ✓

正答:5番

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初回正答率 70.2%やさしい

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 毛様体は水晶体の厚さを変化させる。

眼の各部位の働きを入れ替えた選択肢を見分ける問題である。毛様体筋が収縮するとチン小帯がゆるみ、水晶体は自身の弾性で厚くなって近くにピントが合う(遠近調節)。


【各選択肢の解説】

1. 角膜は光信号を電気信号に変換する。
❌ 誤り。角膜は透明な前面の膜で、眼の屈折の大部分を担う。正しくは、光を電気信号に変えるのは網膜の視細胞(杆体・錐体)。
2. 虹彩は涙液を産生する。
❌ 誤り。虹彩は瞳孔の大きさを変える。正しくは、涙液を産生するのは涙腺で、虹彩は瞳孔径を変えて網膜に入る光量を調整する。
3. 硝子体は網膜に入る光量を調整する。
❌ 誤り。硝子体は水晶体の後ろを満たすゲル状の組織で、眼球の形を保つ。正しくは、光量を調整するのは虹彩(瞳孔括約筋・瞳孔散大筋)。
4. 網膜は眼球の内圧を保つ。
❌ 誤り。網膜は光を受容する神経の層である。正しくは、眼圧を主に決めるのは房水(毛様体でつくられる)で、眼球の形は硝子体も支えている。
5. 毛様体は水晶体の厚さを変化させる。
✅ 正しい(=正答)。近くを見るときは毛様体筋が収縮→チン小帯がゆるむ→水晶体が厚くなり屈折力が増す。遠くを見るときはその逆になる。

【試験対策ポイント】

部位働き
角膜光の屈折(最大の屈折)
虹彩瞳孔径を変え光量調整
毛様体水晶体の厚さ調節・房水産生
水晶体ピント合わせ(厚さで屈折を変える)
硝子体眼球の形の保持
網膜光→電気信号(視細胞)
涙腺涙液の産生
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