第51回 理学療法士国家試験 午後 第82問
リハビリテーション医学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第82問(リハビリテーション医学)の正答は 5 です。ICF(国際生活機能分類・WHO 2001年)は、人の生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つで、それに影響する背景因子を「環境因子」「個人因子」で表す。
問題
ICF について正しいのはどれか。
- 1. 障害の分類である。
- 2. 活動は個人因子の1つである。
- 3. 参加は環境因子の1つである。
- 4. 機能障害という用語は使用されない。
- 5. 参加とは生活場面への関わりのことである。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.3%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 参加とは生活場面への関わりのことである。
ICF(国際生活機能分類・WHO 2001年)は、人の生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つで、それに影響する背景因子を「環境因子」「個人因子」で表す。参加は「生活・人生場面への関わり」と定義される。
【各選択肢の解説】
1. 障害の分類である。
❌ 誤り。障害(マイナス面)だけを分類したのは前身のICIDH(国際障害分類・1980年)である。正しくはICFは生活機能というプラス面を含めた中立的な分類である。
❌ 誤り。障害(マイナス面)だけを分類したのは前身のICIDH(国際障害分類・1980年)である。正しくはICFは生活機能というプラス面を含めた中立的な分類である。
2. 活動は個人因子の1つである。
❌ 誤り。活動は課題や行為の個人による遂行で、生活機能の構成要素である。正しくは個人因子は年齢・性別・生活歴・価値観など背景因子の一つである。
❌ 誤り。活動は課題や行為の個人による遂行で、生活機能の構成要素である。正しくは個人因子は年齢・性別・生活歴・価値観など背景因子の一つである。
3. 参加は環境因子の1つである。
❌ 誤り。参加は生活機能の構成要素である。正しくは環境因子は物的環境・人的環境・社会制度など、背景因子の一つである。
❌ 誤り。参加は生活機能の構成要素である。正しくは環境因子は物的環境・人的環境・社会制度など、背景因子の一つである。
4. 機能障害という用語は使用されない。
❌ 誤り。ICFでも用いられる。正しくは「心身機能・身体構造」に問題が生じた状態を機能障害(構造障害を含む)と呼ぶ。
❌ 誤り。ICFでも用いられる。正しくは「心身機能・身体構造」に問題が生じた状態を機能障害(構造障害を含む)と呼ぶ。
5. 参加とは生活場面への関わりのことである。
✅ 正しい。参加は家庭・職場・地域などの生活・人生場面に関わることを指す。活動(個人が行為を遂行すること)と区別して、社会の中での役割の側面をとらえる要素である。
✅ 正しい。参加は家庭・職場・地域などの生活・人生場面に関わることを指す。活動(個人が行為を遂行すること)と区別して、社会の中での役割の側面をとらえる要素である。
【試験対策ポイント】
| 構成要素 | プラス面 | マイナス面 |
|---|---|---|
| 心身機能・身体構造 | 心身機能・身体構造 | 機能障害(構造障害を含む) |
| 活動 | 活動 | 活動制限 |
| 参加 | 参加 | 参加制約 |
| 背景因子 | 環境因子・個人因子 | — |
ICIDHの「能力障害・社会的不利」はICFで「活動制限・参加制約」に置き換えられた。
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