PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第53回 理学療法士国家試験 午前 第61問

生理学第53回午前

第53回 理学療法士国家試験 午前 第61問(生理学)の正答は 2 です。脳神経反射は求心路と遠心路が別の神経になるものが多い。

問題
反射と脳神経の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 角膜反射 ─── 視神経
  2. 2. 対光反射 ─── 動眼神経 ✓
  3. 3. 前庭動眼反射 ─── 三叉神経
  4. 4. 下顎反射 ─── 顔面神経
  5. 5. 咽頭反射 ─── 副神経

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 61.3%標準

31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 対光反射 ─── 動眼神経

脳神経反射は求心路と遠心路が別の神経になるものが多い。対光反射は視神経で光を受け、動眼神経(副交感線維)で瞳孔括約筋を収縮させる。


【各選択肢の解説】

1. 角膜反射 ─── 視神経
❌ 誤り。角膜への触刺激は視覚ではなく体性感覚で、視神経は関与しない。正しくは求心路が三叉神経(眼神経)、遠心路が顔面神経(眼輪筋の収縮=瞬目)。
2. 対光反射 ─── 動眼神経
✅ 正しい。光刺激は視神経から視蓋前域を経て両側の動眼神経副核(Edinger-Westphal核)に伝わり、動眼神経の副交感線維が瞳孔括約筋を収縮させて縮瞳が起こる。
3. 前庭動眼反射 ─── 三叉神経
❌ 誤り。頭の回転を前庭器が感知し、眼球を逆向きに動かして視線を保つ反射で、三叉神経は関与しない。正しくは求心路が内耳神経(前庭神経)、遠心路が動眼・滑車・外転神経。
4. 下顎反射 ─── 顔面神経
❌ 誤り。咀嚼筋の伸張反射であり、顔面神経は咀嚼筋を支配しない。正しくは求心路・遠心路とも三叉神経(下顎神経)。
5. 咽頭反射 ─── 副神経
❌ 誤り。副神経は胸鎖乳突筋・僧帽筋を支配し、咽頭反射には関与しない。正しくは求心路が舌咽神経、遠心路が迷走神経。

【試験対策ポイント】

反射求心路遠心路
対光反射視神経(Ⅱ)動眼神経(Ⅲ)
角膜反射三叉神経(Ⅴ)顔面神経(Ⅶ)
下顎反射三叉神経(Ⅴ)三叉神経(Ⅴ)
前庭動眼反射内耳神経(Ⅷ)Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ
咽頭反射舌咽神経(Ⅸ)迷走神経(Ⅹ)

求心・遠心の片方だけを入れ替えた組合せがひっかけになる。

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