第53回 理学療法士国家試験 午後 第3問
理学療法評価学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第3問(理学療法評価学)の正答は 2・4 です。図は各運動方向の基本軸(実線)・移動軸(破線)を示す。
問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 頸部回旋
- 2. 頸部側屈 ✓
- 3. 胸腰部回旋
- 4. 胸腰部側屈 ✓
- 5. 胸腰部屈曲
正答:2・4番
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解説
■ 正答:2・4番 — 頸部側屈/胸腰部側屈
図は各運動方向の基本軸(実線)・移動軸(破線)を示す。頸部側屈と胸腰部側屈の図が日整会・日本リハ医学会基準の正しい軸設定を示している。回旋の図は軸設定が不適切で、胸腰部屈曲の図も基本軸の取り方が誤っている。
【各選択肢の解説】
1. 頸部回旋
❌ 誤り。頸部回旋の基本軸は両側肩峰を結ぶ線への垂直線、移動軸は鼻梁と後頭結節を結ぶ線。図の軸設定はこれと一致しない。
❌ 誤り。頸部回旋の基本軸は両側肩峰を結ぶ線への垂直線、移動軸は鼻梁と後頭結節を結ぶ線。図の軸設定はこれと一致しない。
2. 頸部側屈
✅ 正しい。頸部側屈は基本軸=第7頸椎棘突起と第1仙椎棘突起を結ぶ線、移動軸=頭頂と第7頸椎棘突起を結ぶ線。図の軸設定が正しい。
✅ 正しい。頸部側屈は基本軸=第7頸椎棘突起と第1仙椎棘突起を結ぶ線、移動軸=頭頂と第7頸椎棘突起を結ぶ線。図の軸設定が正しい。
3. 胸腰部回旋
❌ 誤り。胸腰部回旋は座位で骨盤を固定し、基本軸=両側上後腸骨棘を結ぶ線、移動軸=両側肩峰を結ぶ線。図の軸設定は適切でない。
❌ 誤り。胸腰部回旋は座位で骨盤を固定し、基本軸=両側上後腸骨棘を結ぶ線、移動軸=両側肩峰を結ぶ線。図の軸設定は適切でない。
4. 胸腰部側屈
✅ 正しい。胸腰部側屈は基本軸=ヤコビー線の中点に立てた垂直線、移動軸=第7頸椎棘突起と第1仙椎棘突起を結ぶ線。図の軸設定が正しい。
✅ 正しい。胸腰部側屈は基本軸=ヤコビー線の中点に立てた垂直線、移動軸=第7頸椎棘突起と第1仙椎棘突起を結ぶ線。図の軸設定が正しい。
5. 胸腰部屈曲
❌ 誤り。図では体幹前傾の移動軸の取り方が基準と異なる。胸腰部屈曲は基本軸=仙骨後面、移動軸=第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線が原則。
❌ 誤り。図では体幹前傾の移動軸の取り方が基準と異なる。胸腰部屈曲は基本軸=仙骨後面、移動軸=第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線が原則。
【試験対策ポイント】
体幹・頸部のROM測定は基本軸・移動軸の暗記が必須。頸部側屈・胸腰部側屈は「棘突起ライン」を軸に使う点が共通。回旋は座位で骨盤を固定し肩峰ラインの動きをみるのがポイント。図問題では軸が垂直線か棘突起ラインかを見極める。
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