第53回 理学療法士国家試験 午後 第52問
解剖学第53回午後
第53回 理学療法士国家試験 午後 第52問(解剖学)の正答は 4 です。脊柱管の前壁は椎体と椎間板の後面であり、ここを上下に縦走するのが後縦靱帯である。
問題
脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯はどれか。
- 1. 黄色靱帯
- 2. 棘間靱帯
- 3. 棘上靱帯
- 4. 後縦靱帯 ✓
- 5. 前縦靱帯
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.6%標準
53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 後縦靱帯
脊柱管の前壁は椎体と椎間板の後面であり、ここを上下に縦走するのが後縦靱帯である。前縦靱帯は椎体の前面を走るので、「後」と「前」の取り違えがひっかけの仕組みである。
【各選択肢の解説】
1. 黄色靱帯
❌ 誤り。黄色靱帯は上下の椎弓板の間を結ぶ弾性線維に富む靱帯である。正しくは脊柱管の後壁をつくる。
❌ 誤り。黄色靱帯は上下の椎弓板の間を結ぶ弾性線維に富む靱帯である。正しくは脊柱管の後壁をつくる。
2. 棘間靱帯
❌ 誤り。棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結ぶ。正しくは脊柱管より後方、棘突起の間に位置する。
❌ 誤り。棘間靱帯は隣り合う棘突起の間を結ぶ。正しくは脊柱管より後方、棘突起の間に位置する。
3. 棘上靱帯
❌ 誤り。棘上靱帯は棘突起の先端を上下に結ぶ、最も後方の靱帯である。正しくは脊柱管から最も離れた後方にある。
❌ 誤り。棘上靱帯は棘突起の先端を上下に結ぶ、最も後方の靱帯である。正しくは脊柱管から最も離れた後方にある。
4. 後縦靱帯
✅ 正しい。椎体と椎間板の後面に付着して縦走し、脊柱管の前壁をなす。脊髄のすぐ前にあるため、骨化すると脊髄を前から圧迫する(後縦靱帯骨化症)。
✅ 正しい。椎体と椎間板の後面に付着して縦走し、脊柱管の前壁をなす。脊髄のすぐ前にあるため、骨化すると脊髄を前から圧迫する(後縦靱帯骨化症)。
5. 前縦靱帯
❌ 誤り。前縦靱帯は椎体・椎間板の前面を縦走し、脊柱の過伸展を制限する。正しくは脊柱管ではなく椎体の前に位置する。
❌ 誤り。前縦靱帯は椎体・椎間板の前面を縦走し、脊柱の過伸展を制限する。正しくは脊柱管ではなく椎体の前に位置する。
【試験対策ポイント】
前から後ろへ:前縦靱帯→椎体・椎間板→後縦靱帯→(脊柱管)→黄色靱帯→棘間靱帯→棘上靱帯
| 脊柱管の壁 | 靱帯 | 肥厚・骨化による病態 |
|---|---|---|
| 前壁 | 後縦靱帯 | 後縦靱帯骨化症(頸椎に多い) |
| 後壁 | 黄色靱帯 | 黄色靱帯骨化症(胸椎に多い)・腰部脊柱管狭窄症 |
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