PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第54回 理学療法士国家試験 午前 第57問

内科学・臨床医学第54回午前

第54回 理学療法士国家試験 午前 第57問(内科学・臨床医学)の正答は 3 です。腎臓では、尿の通り道(ネフロン)と血管の通り道を分けて覚える。

問題
腎臓で誤っているのはどれか。
  1. 1. 遠位尿細管は集合管につながる。
  2. 2. 尿細管は腎小体の尿管極に始まる。
  3. 3. Henle 係蹄は小葉間静脈につながる。 ✓
  4. 4. Bowman 嚢は糸球体を包んでいる。
  5. 5. 輸入細動脈は糸球体につながる。

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 53.6%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — Henle 係蹄は小葉間静脈につながる。

腎臓では、尿の通り道(ネフロン)と血管の通り道を分けて覚える。Henle係蹄は尿細管の一部で、遠位尿細管へ続く。小葉間静脈は血管であり、尿細管とはつながらない。


【各選択肢の解説】

1. 遠位尿細管は集合管につながる。
✅ 正しい。尿細管は近位尿細管→Henle係蹄→遠位尿細管と続き、遠位尿細管が集合管に注ぐ。
2. 尿細管は腎小体の尿管極に始まる。
✅ 正しい。腎小体には、細動脈が出入りする血管極と、反対側で尿細管が始まる尿細管極(尿管極)がある。
3. Henle 係蹄は小葉間静脈につながる。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、Henle係蹄の上行脚は遠位尿細管へ続く。小葉間静脈につながるのは、尿細管の周りの毛細血管などの血管系である。
4. Bowman 嚢は糸球体を包んでいる。
✅ 正しい。Bowman嚢が糸球体を包んで腎小体をつくり、糸球体でろ過された原尿を受け止める。
5. 輸入細動脈は糸球体につながる。
✅ 正しい。輸入細動脈が糸球体に血液を運び込み、ろ過後の血液は輸出細動脈から出ていく。

【試験対策ポイント】

系統流れ
尿Bowman嚢→近位尿細管→Henle係蹄→遠位尿細管→集合管
血液輸入細動脈→糸球体→輸出細動脈→尿細管周囲の毛細血管→小葉間静脈

尿の通り道と血管の通り道が入れ替わった選択肢に注意する。

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