第57回 理学療法士国家試験 午後 第52問
解剖学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第52問(解剖学)の正答は 2・5 です。筋滑車は、腱が輪や溝を通ることで力の向きを変える構造である。
問題
筋滑車がみられる筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 烏口腕筋
- 2. 顎二腹筋 ✓
- 3. 示指伸筋
- 4. 小胸筋
- 5. 上斜筋 ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.3%標準
62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 顎二腹筋・上斜筋
筋滑車は、腱が輪や溝を通ることで力の向きを変える構造である。顎二腹筋は中間腱が舌骨に付く線維性の輪を、上斜筋は腱が眼窩内側上部の滑車を通って向きを変える。
【各選択肢の解説】
1. 烏口腕筋
❌ 誤り。正しくは、肩甲骨の烏口突起から上腕骨の内側面中央へまっすぐ走る筋で、腱が向きを変える滑車はない。
❌ 誤り。正しくは、肩甲骨の烏口突起から上腕骨の内側面中央へまっすぐ走る筋で、腱が向きを変える滑車はない。
2. 顎二腹筋
✅ 正しい。前腹と後腹をつなぐ中間腱が、舌骨体付近の線維性の輪(滑車)を通る。これで後腹と前腹の走行の向きが変わる。
✅ 正しい。前腹と後腹をつなぐ中間腱が、舌骨体付近の線維性の輪(滑車)を通る。これで後腹と前腹の走行の向きが変わる。
3. 示指伸筋
❌ 誤り。正しくは、尺骨の後面から起こり示指の指背腱膜に付く前腕の筋で、筋滑車はない。
❌ 誤り。正しくは、尺骨の後面から起こり示指の指背腱膜に付く前腕の筋で、筋滑車はない。
4. 小胸筋
❌ 誤り。正しくは、第3〜5肋骨から起こり肩甲骨の烏口突起に付く筋で、筋滑車はない。
❌ 誤り。正しくは、第3〜5肋骨から起こり肩甲骨の烏口突起に付く筋で、筋滑車はない。
5. 上斜筋
✅ 正しい。腱が眼窩内側上部(前頭骨)の滑車を通って後外方へ折れ返り、眼球に付く。このため眼球を内旋・下転・外転させる。
✅ 正しい。腱が眼窩内側上部(前頭骨)の滑車を通って後外方へ折れ返り、眼球に付く。このため眼球を内旋・下転・外転させる。
【試験対策ポイント】
- 筋滑車の代表=顎二腹筋(舌骨の線維性の輪)・上斜筋(眼窩の滑車)
- 上斜筋を支配する脳神経は滑車神経(第IV脳神経)=名前のつながりで覚える
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