PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第58回 理学療法士国家試験 午前 第59問

解剖学第58回午前

第58回 理学療法士国家試験 午前 第59問(解剖学)の正答は 2 です。皮下で筋腹を直接触れるには、その場所で筋の上に他の筋が重なっていないことが要る。

問題
皮下組織の直下に筋腹を触知できる筋はどれか。
  1. 1. 棘上筋
  2. 2. 深指屈筋 ✓
  3. 3. 方形回内筋
  4. 4. 中間広筋
  5. 5. 後脛骨筋

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.9%難問

62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 深指屈筋

皮下で筋腹を直接触れるには、その場所で筋の上に他の筋が重なっていないことが要る。深指屈筋は前腕屈筋群の深層にあるが、尺骨の骨幹に沿った前腕尺側では表層の筋に覆われず、皮下に筋腹を触れられる部分がある。ほかの4つは全長にわたって他の筋に覆われる。


【各選択肢の解説】

1. 棘上筋
❌ 誤り。肩甲骨の棘上窩にあり、上を僧帽筋が覆う。正しくは、僧帽筋越しに触れる筋で、皮下直下には筋腹がない。
2. 深指屈筋
✅ 正しい(=正答)。尺骨の前面・内側面から起こり、尺骨に沿った尺側部分は表層を覆う筋が少ない。そのため名前に「深」とあっても、皮下で筋腹を触れられる。
3. 方形回内筋
❌ 誤り。前腕遠位の掌側で橈骨と尺骨の間にあり、上を屈筋群の腱が通る。正しくは、前腕の最も深い層にあり、皮下では触れない。
4. 中間広筋
❌ 誤り。大腿前面で大腿骨に接して位置し、上を大腿直筋が覆う。正しくは、大腿直筋の深層にあり、皮下では触れない。
5. 後脛骨筋
❌ 誤り。下腿後面で脛骨と腓骨の間にあり、上をヒラメ筋・腓腹筋が覆う。正しくは、下腿後面の最も深い層にあり、皮下では筋腹を触れない。

【試験対策ポイント】

筋覆っている筋
棘上筋僧帽筋
方形回内筋前腕屈筋群(の腱)
中間広筋大腿直筋
後脛骨筋下腿三頭筋

名前の「深」「中間」でなく、その部位で上に何が重なるかで考える。

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