PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第59問

解剖学第59回午後

第59回 理学療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 3 です。内耳の平衡覚は、半規管=回転(角加速度)、耳石器(卵形嚢・球形嚢)=直線加速度と頭部の傾き、と役割を分けて覚える。

問題
平衡聴覚器で正しいのはどれか。
  1. 1. 耳石器は鼓室にある。
  2. 2. 蝸牛神経は耳管を通る。
  3. 3. 半規管は角加速度を知覚する。 ✓
  4. 4. アブミ骨筋は前庭神経に支配される。
  5. 5. 内耳道は内リンパ液で満たされている。

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48.5%難問

68人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 半規管は角加速度を知覚する。

内耳の平衡覚は、半規管=回転(角加速度)、耳石器(卵形嚢・球形嚢)=直線加速度と頭部の傾き、と役割を分けて覚える。


【各選択肢の解説】

1. 耳石器は鼓室にある。
❌ 誤り。耳石器(卵形嚢・球形嚢)は内耳の前庭にある。正しくは内耳の前庭。鼓室は中耳で、耳小骨がある。
2. 蝸牛神経は耳管を通る。
❌ 誤り。蝸牛神経は内耳道を通る。正しくは内耳道。耳管は鼓室と咽頭をつなぐ管で、神経の通り道ではない。
3. 半規管は角加速度を知覚する。(=正答)
✅ 正しい。半規管は頭部の回転による角加速度を知覚する。
4. アブミ骨筋は前庭神経に支配される。
❌ 誤り。アブミ骨筋は顔面神経の支配。正しくは顔面神経。鼓膜張筋は三叉神経(下顎神経)の支配。
5. 内耳道は内リンパ液で満たされている。
❌ 誤り。内リンパ液は膜迷路(蝸牛管・半規管・卵形嚢・球形嚢)の内部を満たす液である。正しくは内耳道は顔面神経と内耳神経が通る骨の管で、内リンパで満たされてはいない。

【試験対策ポイント】

器官知覚するもの
半規管角加速度(回転)
卵形嚢・球形嚢(耳石器)直線加速度・頭部の傾き
蝸牛音

・中耳の筋:アブミ骨筋=顔面神経、鼓膜張筋=三叉神経

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