第60回 理学療法士国家試験 午前 第62問
生理学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第62問(生理学)の正答は 1 です。タイプI(遅筋・赤筋)は有酸素代謝で疲れにくい代わりに、線維が細く発揮できる張力が小さい。
問題
タイプII筋線維と比較した場合のタイプI筋線維の特徴はどれか。
- 1. 発生張力が弱い。 ✓
- 2. 筋線維の径が太い。
- 3. 酸化酵素活性が低い。
- 4. ミオグロビン量が少ない。
- 5. ミトコンドリア密度が低い。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 43.5%難問
69人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 発生張力が弱い。
タイプI(遅筋・赤筋)は有酸素代謝で疲れにくい代わりに、線維が細く発揮できる張力が小さい。選択肢2〜5はタイプIIの特徴をタイプIに当てはめた入れ替えである。
【各選択肢の解説】
1. 発生張力が弱い。
✅ 正しい(=正答)。タイプIは線維が細いため、発生張力はタイプIIより小さい。
✅ 正しい(=正答)。タイプIは線維が細いため、発生張力はタイプIIより小さい。
2. 筋線維の径が太い。
❌ 誤り。径が太いのはタイプIIである。正しくは、タイプIの筋線維は径が細い。
❌ 誤り。径が太いのはタイプIIである。正しくは、タイプIの筋線維は径が細い。
3. 酸化酵素活性が低い。
❌ 誤り。酸化酵素活性が低いのはタイプII(特にIIb/IIx)である。正しくは、タイプIは有酸素代謝が主体で酸化酵素活性が高い。
❌ 誤り。酸化酵素活性が低いのはタイプII(特にIIb/IIx)である。正しくは、タイプIは有酸素代謝が主体で酸化酵素活性が高い。
4. ミオグロビン量が少ない。
❌ 誤り。ミオグロビンが少なく白っぽいのはタイプIIである。正しくは、タイプIはミオグロビンが多く赤く見える(赤筋)。
❌ 誤り。ミオグロビンが少なく白っぽいのはタイプIIである。正しくは、タイプIはミオグロビンが多く赤く見える(赤筋)。
5. ミトコンドリア密度が低い。
❌ 誤り。正しくは、タイプIはミトコンドリアが多く、毛細血管も密で、持久的な運動に向く。
❌ 誤り。正しくは、タイプIはミトコンドリアが多く、毛細血管も密で、持久的な運動に向く。
【試験対策ポイント】
| 項目 | タイプI(遅筋・赤筋) | タイプII(速筋・白筋) |
|---|---|---|
| 線維の径 | 細い | 太い |
| 収縮速度・張力 | 遅い・小さい | 速い・大きい |
| 疲労 | しにくい | しやすい |
| 代謝 | 酸化系(有酸素) | 解糖系 |
| ミオグロビン・ミトコンドリア | 多い | 少ない |
姿勢保持にかかわる筋(ヒラメ筋など)はタイプIの割合が高い。
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