PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第77問

病理学概論第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第77問(病理学概論)の正答は 1 です。急性炎症の初期には、血管の拡張と透過性の亢進によって発赤・腫脹・熱感・疼痛(Celsusの4徴候)が現れる。

問題
急性炎症初期にみられないのはどれか。
  1. 1. 壊疽 ✓
  2. 2. 腫脹
  3. 3. 疼痛
  4. 4. 熱感
  5. 5. 発赤

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 89.1%やさしい

92人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 壊疽

急性炎症の初期には、血管の拡張と透過性の亢進によって発赤・腫脹・熱感・疼痛(Celsusの4徴候)が現れる。壊疽は壊死した組織に腐敗や乾燥が加わった状態で、組織の障害が進んだ結果であり、炎症の初期にはみられない。


【各選択肢の解説】

1. 壊疽
✅ 正しい。初期にはみられない。壊死組織に腐敗菌の感染や乾燥が加わった状態で、炎症の初期徴候ではない(=正答)。
2. 腫脹
❌ 誤り。血管透過性が高まり、血漿成分が組織に滲み出て腫れる。正しくは、腫脹は初期にみられる。
3. 疼痛
❌ 誤り。ブラジキニンなどの発痛物質や腫れによる圧迫で痛みが生じる。正しくは、疼痛は初期にみられる。
4. 熱感
❌ 誤り。血管が拡張して血流が増え、局所が熱をもつ。正しくは、熱感は初期にみられる。
5. 発赤
❌ 誤り。血管が拡張して充血し、赤くなる。正しくは、発赤は初期にみられる。

【試験対策ポイント】

徴候起こるしくみ
発赤血管拡張・充血
熱感血流増加
腫脹血管透過性亢進による滲出
疼痛発痛物質・腫れによる圧迫
機能障害上の4つの結果

4徴候に機能障害を加えて5徴候とする。壊死・壊疽は組織障害の結果で、徴候の一覧には入らない。

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