ST国試 1か月前からの追い込み勉強法
試験まで残り約1か月。この時期に「何を・どの順番で・どれだけ」やるかで合否が変わります。効率を最大化する戦略を解説します。
1. まず現状を把握する
1か月前の時点では、焦って新しいことを詰め込もうとするより「現在の正答率」を把握することが先決です。
- 直近の模擬試験・過去問の正答率を科目別に確認する
- 正答率60%以上の科目 → 維持・確認中心
- 正答率40〜60%の科目 → 集中的に取り組む(伸びしろ大)
- 正答率40%未満の科目 → 最低限の頻出テーマに絞る
1か月前にやってはいけないこと
新しい参考書を買って最初からやり直す。苦手科目に時間をかけすぎて得意科目が崩れる。完璧を目指して重要度の低い細部に時間を使う。
2. 1か月のスケジュール(4週間プラン)
第1週(試験4週前):弱点の洗い出しと基礎固め
- 過去3年分の問題を科目別に解き、正答率を計測
- 間違えた問題の「理由」を分類(知識不足・読み違い・計算ミス)
- 頻出テーマ(嚥下・失語・聴覚)の基礎事項を教科書で確認
第2週(試験3週前):頻出テーマの集中演習
- 嚥下・失語・聴覚・基礎医学を集中的に演習
- 過去問の解説を読んで周辺知識まで確認
- 暗記物(検査名・評価バッテリー・分類表)を繰り返す
第3週(試験2週前):実践演習と弱点つぶし
- 模擬試験形式で時間を計って解く練習
- 間違えた問題リストを作り、集中復習
- 「なんとなく正解している問題」の根拠を言語化できるか確認
第4週(試験1週前):総復習と体調管理
- 自分がまとめたノート・間違えた問題リストを読み返す
- 新しい問題よりも復習を優先
- 試験前日:軽く確認程度に留め、早く就寝
3. 1日の学習スケジュール(例)
| 時間帯 | 内容 | ポイント |
| 午前(2〜3時間) | 過去問演習(科目別フィルター使用) | 集中力が高い時間帯に問題を解く |
| 午後(1〜2時間) | 間違えた問題の解説確認・知識の整理 | ノートに要点をまとめる |
| 夜(1時間) | 暗記物の復習・その日の振り返り | 翌日の学習テーマを決める |
4. 科目別の1か月対策ポイント
嚥下障害(約20問・必須)
- 誤嚥のタイミング(嚥下前・中・後)と原因を整理
- VF・VEの観察ポイントと所見の読み方
- 嚥下訓練の種類(直接・間接)と適応
- 嚥下調整食学会分類2021(コード0〜4)
失語症(約20問・必須)
- 失語タイプ別の特徴(流暢性・復唱・理解・呼称)
- WABのAQ計算・SLTAのプロフィール読み方
- 訓練法(PACE・シェイピング・メロディーイントネーション療法)
聴覚障害(約20問・必須)
- オージオグラムの読み方・4分法計算
- 難聴タイプ(伝音・感音・混合)の鑑別
- 人工内耳の適応基準・補聴器の種類
過去問活用のコツ
1か月前は「新しいことを覚える」より「已に学んだことを定着させる」方が効果的。STカコモンの科目別フィルターで間違えた問題だけを繰り返し解く使い方が特に有効です。
5. メンタル管理も重要
1か月前は不安がピークになる時期です。次のことを心がけましょう。
- 合格点は200点中120点(60%)。全問正解は不要。
- 「やった量」より「理解できた量」を積み上げる意識で
- 毎日少しずつでも継続することが大事。完璧主義に陥らない
- 睡眠は最低6〜7時間確保する(記憶の定着に必須)
- 同じ目標を持つ仲間と情報共有するとモチベーションが上がる
今すぐ過去問演習を始めよう
STカコモンは無料で科目別・年度別に過去問を演習できます。1か月の追い込みに最適です。
無料で演習する