失語症・高次脳機能障害のリハビリ教材作成、国家試験対策、養成校検索まで。現役STが運営する無料Webツール集です。
STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問演習アプリ
現役STが作った、国家試験対策のための無料Webアプリです。スマートフォン・タブレット・PCどれでも使えます。
言語聴覚士(ST)の国家試験は、医学・リハビリ・言語・聴覚・嚥下にまたがる幅広い知識が求められます。STカコモンは、第15回〜第28回(最新)までの過去問14年分・全2,800問を収録した演習アプリです。
単に問題を解くだけでなく、科目別・年度別のフィルタリング、正答率の自動集計、苦手問題の絞り込みといった機能を備えており、効率的な弱点克服を支援します。全問に丁寧な解説を収録しているため、正誤にかかわらず「なぜその答えなのか」を理解しながら学習を進めることができます。
チーム機能を使えば養成校の仲間と進捗を共有することも可能です。一人での勉強が続かないという方にも、グループでのモチベーション維持にご活用いただけます。
すべての機能が完全無料で利用できます。アカウント登録は任意で、ブラウザからすぐに問題演習を始められます。
国家試験の出題科目
STカコモンは以下のすべての科目を網羅しています。
基礎分野
- 医学総論(解剖学・生理学・病理学)
- 神経科学(神経解剖・神経生理)
- 音声・言語学(音声学・言語学・音韻論)
- 心理学(発達心理・認知心理)
- 社会福祉(制度・法律・倫理)
- リハビリテーション概論
専門分野
- 失語症(評価・訓練・鑑別診断)
- 構音障害(機能性・器質性・運動性)
- 嚥下障害(評価・訓練・医学管理)
- 聴覚障害(聴力検査・補聴・人工内耳)
- 言語発達障害(評価・訓練・発達)
- 高次脳機能障害(失行・失認・記憶障害)
- 吃音(機能性・神経性・評価・訓練)
- 音声障害(声帯疾患・評価・治療)
出題データ(第28回実績)
- 午前100問・午後100問 計200問
- 5択問題(1〜5から1または2つ選択)
- 合格基準:正答率60%以上(調整あり)
- 試験時間:午前・午後それぞれ2時間40分
- 第28回合格率:約68%(新卒)
- 受験者数:約4,000名/年
言語聴覚士国家試験について
試験の概要
言語聴覚士国家試験は毎年2月に実施される国家資格試験です。午前・午後各100問、合計200問の5択問題で構成されており、合格基準は正答率60%以上(問題の難易度によって調整あり)です。科目は医学総論から言語障害・聴覚障害・嚥下障害・高次脳機能障害まで多岐にわたります。
合格率の推移
近年の言語聴覚士国家試験の合格率は概ね60〜70%台で推移しています。新卒受験者の合格率は高い一方、既卒・再受験者では合格率が下がる傾向があります。試験範囲が広いため、計画的な学習と過去問演習が合格への近道とされています。
効果的な学習法
過去問演習は国試対策の基本です。繰り返し出題されるテーマを把握し、頻出分野を重点的に学習することが効率的です。また、単に答えを覚えるのではなく、選択肢の「なぜ正しいのか・なぜ誤りなのか」を理解することが定着につながります。STカコモンの解説機能はこの理解を深めることを意識して作られています。
FAQ
国試対策 学習ページ
科目別ガイド・頻出テーマ・勉強法記事など、充実した無料学習コンテンツを公開しています。
言語聴覚士(ST)とは
言語・聴覚・嚥下のリハビリを担う医療専門職。国家資格として1997年に制度化されました。
主な対象領域
失語症・構音障害・吃音などの言語障害、摂食・嚥下障害、聴覚障害(補聴器・人工内耳)、言語発達障害、高次脳機能障害(記憶・注意・遂行機能など)など。医療・福祉・教育・保健の各領域で活躍しています。
活躍の場
病院・クリニック(急性期・回復期・維持期)、介護老人保健施設、特別支援学校、児童発達支援センター、保健センターなど多岐にわたります。近年は訪問リハビリや通所リハビリでの需要も高まっています。
資格取得の流れ
文部科学大臣または都道府県知事が指定する養成校(大学・専門学校)を卒業後、毎年2月に実施される国家試験に合格することで取得できます。養成期間は通常3〜4年。合格率は例年60〜70%台。
STがよく使う評価バッテリー
言語聴覚士が臨床で頻繁に使用する標準化された検査・評価ツールをまとめました。国試にも頻出です。
失語症・言語
- SLTA(標準失語症検査)— 日本で最も普及した失語症の総合検査。聴く・話す・読む・書く・計算の5領域26項目
- WAB(ウエスタン失語症検査)— 失語指数(AQ)を算出でき、失語タイプの分類に有用
- トークンテスト — 聴覚的理解力を段階的に評価
- 100語命名検査 — 語想起・喚語障害のスクリーニング
嚥下・構音
- RSST(反復唾液嚥下テスト)— 嚥下機能のスクリーニング。30秒で3回未満が基準
- MWST(改訂水飲みテスト)— 3mLの冷水で嚥下機能を評価
- VF/VE(嚥下造影・嚥下内視鏡)— 嚥下の詳細評価のゴールドスタンダード
- 標準ディサースリア検査(AMSD) — 運動性構音障害の標準化検査
発達・認知
- MMSE(ミニメンタルステート検査)— 認知機能スクリーニング。30点満点で23点以下が認知症疑い
- HDS-R(改訂長谷川式)— 日本で広く使われる認知症スクリーニング
- ITPA — 言語発達能力を多面的に評価
- WISC-V / WAIS-IV — 知能検査。言語理解・処理速度などの指標を算出
- S-S法 — 言語発達遅滞の評価と訓練に使用
聴覚
- 純音聴力検査 — オージオグラムで聴力レベルと型を評価
- 語音聴力検査 — 語音の聴き取り能力(語音明瞭度)を評価
- ABR(聴性脳幹反応)— 乳幼児や他覚的聴力評価に使用
- OAE(耳音響放射)— 外有毛細胞の機能を評価する他覚的検査
STカコモンの使い方
アクセスする
ブラウザで st-toolbox.com/kakomon を開きます。アプリのインストールは不要です。
演習モードを選ぶ
年度別・科目別・苦手問題など、目的に合ったモードを選択します。最新3年分をランダム出題するモードも人気です。
問題を解く
5択から答えを選択します。解答後すぐに解説が表示され、各選択肢の正誤理由を確認できます。
弱点を分析する
アカウント登録後は、科目別の正答率グラフや学習カレンダーで弱点を可視化。効率よく苦手分野を克服できます。
迷路プリント作成 (β版)
難易度調整やUSN(半側空間無視)対応など、臨床特化の迷路課題を作成します。
※動作テスト中のため、全機能を完全無料で公開しています。
計算プリント作成
設定に基づき、リハビリ用の計算プリントを即座に自動生成します。
AI資料をパワポ変換
NotebookLM・ChatGPTなどで作ったスライドを「編集できるPowerPoint」に変換できるアプリです。基本機能は無料、フル機能は買い切り¥1,280。
STカコモン
国家試験の過去問演習アプリ。毎日の学習や隙間時間の活用に。
新規開発中
臨床のニーズに合わせた新しいツールを準備しています。
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複雑な操作を排除し、必要な時にすぐに使えるシンプルさを重視しています。