8-1 パラトグラフィの識別
パラトグラフィで識別できる音
パラトグラフィ:口蓋接触のパターンを記録する検査
識別できる音の対:舌の口蓋接触位置が異なる音
識別できない音の対:
- ハ行とパ行:[h]と[p]は口蓋接触なし→区別不可
- タとダ:接触位置は同じ(有声無声の差のみ)
- サとソ:接触位置の差は小さい
- アとオ:母音は基本的に口蓋接触なし
声道
声道=声門より上の共鳴管(声帯から唇・鼻孔まで)。
声道に含まれる部位:咽頭・口腔・鼻腔の3つ
- 咽頭:喉頭の上に続く共鳴腔
- 口腔:多くの母音・子音の共鳴と構音の場
- 鼻腔:鼻音や鼻腔共鳴に関与
食道・気管は声道に含まれない。
・食道=消化路で、音声の通り道とは別系統。
・気管=声帯より下の呼吸路(声門下系)。声門下系(気管・気管支・肺)は呼気の供給源であって声道ではない。
「声道は声帯から唇・鼻孔まで」と範囲で押さえると、上下どちらに外れる部位かで判別できる。
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