第8章|パラトグラフィ・音声機器

対応過去問 5問/難易度 ★★☆☆☆

8-1 パラトグラフィの識別

パラトグラフィで識別できる音

パラトグラフィ:口蓋接触のパターンを記録する検査

識別できる音の対:舌の口蓋接触位置が異なる音

  • ナ行「ナ」と「ニ」:接触位置が前後で異なる

識別できない音の対:

  • ハ行とパ行:[h]と[p]は口蓋接触なし→区別不可
  • タとダ:接触位置は同じ(有声無声の差のみ)
  • サとソ:接触位置の差は小さい
  • アとオ:母音は基本的に口蓋接触なし

声道

声道=声門より上の共鳴管(声帯から唇・鼻孔まで)。

声道に含まれる部位:咽頭・口腔・鼻腔の3つ

  • 咽頭:喉頭の上に続く共鳴腔
  • 口腔:多くの母音・子音の共鳴と構音の場
  • 鼻腔:鼻音や鼻腔共鳴に関与

食道・気管は声道に含まれない
食道=消化路で、音声の通り道とは別系統。
気管=声帯より下の呼吸路(声門下系)。声門下系(気管・気管支・肺)は呼気の供給源であって声道ではない。
「声道は声帯から唇・鼻孔まで」と範囲で押さえると、上下どちらに外れる部位かで判別できる。

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