第26回 言語聴覚士国家試験 出題傾向分析
2024年3月実施の第26回国家試験を分析します。基礎医学・解剖生理分野が強化され、実践的な判断力を問う問題が増えた回です。
1. 試験の概要
| 項目 | 内容 |
| 実施日 | 2024年3月3日 |
| 総問題数 | 200問(午前100問・午後100問) |
| 合格基準 | 120点以上 |
2. 第26回の特徴的な出題傾向
基礎医学・解剖生理の強化
嚥下に関わる脳神経(Ⅸ舌咽・Ⅹ迷走・Ⅻ舌下神経)の役割・支配範囲を詳しく問う問題が増加。音声産生の解剖(声門下圧・声帯振動)に関する問題も目立った。
音声学の基礎:調音・音響特性
母音の調音位置(F1・F2フォルマント特性)・子音の調音方法・調音点の分類など、音声学基礎が問われた。「どこで・どのように」発音するかを体系的に整理することが重要。
3. 科目別重点テーマ(第26回)
| 科目 | 重点テーマ | 難易度 |
| 基礎医学 | 嚥下の神経支配(脳神経Ⅸ・Ⅹ・Ⅻ)・声帯の解剖 | 難化 |
| 音声学 | フォルマント・調音分類・音声的特性 | 頻出 |
| 失語症 | SLTA結果解釈・ブローカ/ウェルニッケ失語の症状鑑別 | 頻出 |
| 嚥下障害 | VFでの誤嚥判定・食形態(嚥下調整食分類) | 頻出 |
| 聴覚障害 | 補聴器の種類・適合基準・聴能訓練 | 頻出 |
4. 第26回からの学習ポイント
- 脳神経(特にⅤ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ・Ⅻ)の機能と支配範囲を詳しく整理する
- 音声学:母音の調音(舌の高さ・前後位置)とフォルマントの関係を理解する
- 嚥下調整食学会分類2021(コード0〜4)の特性と適応を確認する
- SLTA(26課題)のプロフィールから失語タイプを判定する練習をする
- 補聴器の種類(耳かけ・耳穴・骨導など)と適応を整理する
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