第27回 言語聴覚士国家試験 出題傾向分析
2025年3月実施の第27回国家試験の特徴と傾向を分析します。高次脳機能障害・言語発達障害の評価バッテリーへの注目が高まった回です。
1. 試験の概要
| 項目 | 内容 |
| 実施日 | 2025年3月2日 |
| 総問題数 | 200問(午前100問・午後100問) |
| 合格基準 | 120点以上 |
2. 第27回の特徴的な出題傾向
評価バッテリーの詳細問題が増加
BIT・RBMT・BADS・CAT など高次脳機能評価の具体的な下位検査内容・判定基準を問う問題が増加した。検査名だけでなく「何を・どのように評価するか」まで理解が必要。
言語発達:DLD(発達性言語障害)の新名称
従来の「特異的言語発達障害(SLI)」が「発達性言語障害(DLD)」に国際的に改称されたことに関連する問題が出題。新しい概念整理が求められた。
3. 科目別重点テーマ(第27回)
| 科目 | 重点テーマ | 難易度 |
| 高次脳機能障害 | BIT下位検査の詳細・USN評価・BADS課題内容 | 難化 |
| 言語発達障害 | DLD(旧SLI)・ITPA下位項目・新版K式の領域 | 頻出 |
| 失語症 | 純粋失読・純粋失書の局在・SLTA運用 | 頻出 |
| 嚥下障害 | 間接訓練の詳細・誤嚥リスクとフードテスト | 頻出 |
| 聴覚障害 | 新生児聴覚スクリーニング・ABR・ASSR | 新出 |
4. 第27回からの学習ポイント
- 高次脳機能評価バッテリーの下位検査を具体的に覚える(BIT:線分二等分・抹消課題など)
- DLDとASD・知的障害の鑑別ポイントを整理する
- 新生児聴覚スクリーニング(AABR・OAE)の原理と判定基準を確認
- 嚥下間接訓練の種類と目的を整理(シャキア法・バルーン法など)
- 失語症の局在論(純粋失読・純粋失書の病巣)を深める
第27回の問題を実際に解いてみよう
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