MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問

医用機器の安全管理第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。酸素の分子量は32、空気の平均分子量は約28.8なので、対空気比重は32/28.8≒1.1。

問題
医療ガスの性質について誤っているのはどれか。
  1. 1. 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5 である。
  2. 2. 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。
  3. 3. 窒素ガスの沸点は約-196 ℃である。
  4. 4. 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31 ℃である。
  5. 5. ヘリウムガス中の音速は空気中の約3 倍である。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。(誤り)

酸素の分子量は32、空気の平均分子量は約28.8なので、対空気比重は32/28.8≒1.1。約1.5は誤りで、これが正答。


【各選択肢の解説】

1. 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。
❌ 誤り。約1.1(32/28.8)。約1.5は二酸化炭素(44/28.8≒1.5)の値。
2. 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。
✅ 正しい。N2Oは支燃性(燃焼を助ける性質)をもつ。
3. 窒素ガスの沸点は約-196℃である。
✅ 正しい。液体窒素の沸点は-196℃。
4. 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31℃である。
✅ 正しい。CO2の臨界温度は約31.1℃。
5. ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。
✅ 正しい。He中音速約970m/s、空気中約340m/s→約3倍。

【試験対策ポイント】

医療ガスの性質:酸素=支燃性・対空気比重約1.1、亜酸化窒素(N2O)=支燃性あり・液化貯蔵、二酸化炭素=臨界温度31℃(常温で液化貯蔵可)、窒素沸点-196℃、ヘリウム=軽く音速が速い。支燃性(酸素・N2O)と可燃性の区別、比重は分子量比で判断する。

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