第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第47問
電気工学第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第47問(電気工学)の正答は 1 です。一様な電界中に置かれた導体(真空中)では、静電誘導により表面に電荷が誘起され(a)、その電荷がつくる電界が外部電界を打ち消して導体内部の電界は0になる(b)。
問題
一様な電界に置かれた導体について正しいのはどれか。 ただし、真空中とする。
a.導体表面に電荷が現れる。
b.導体内の電界の大きさは0 となる。
c.導体内の自由電子は電界の方向へ移動する。
d.導体内では誘電分極が起こる。
e.電界の方向は導体表面との接線方向となる。
- 1. a、b ✓
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — a、b
一様な電界中に置かれた導体(真空中)では、静電誘導により表面に電荷が誘起され(a)、その電荷がつくる電界が外部電界を打ち消して導体内部の電界は0になる(b)。正しいのはa・bで選択肢1が正答。
【各選択肢の解説】
a. 導体表面に電荷が現れる。
✅ 正しい。静電誘導で表面に正負の電荷が現れる。
✅ 正しい。静電誘導で表面に正負の電荷が現れる。
b. 導体内の電界の大きさは0となる。
✅ 正しい。内部電界は誘導電荷により打ち消され0。
✅ 正しい。内部電界は誘導電荷により打ち消され0。
c. 導体内の自由電子は電界の方向へ移動する。
❌ 誤り。電子は負電荷なので電界と逆方向に移動する。
❌ 誤り。電子は負電荷なので電界と逆方向に移動する。
d. 導体内では誘電分極が起こる。
❌ 誤り。誘電分極は誘電体(絶縁体)で起こる現象。導体は静電誘導。
❌ 誤り。誘電分極は誘電体(絶縁体)で起こる現象。導体は静電誘導。
e. 電界の方向は導体表面との接線方向となる。
❌ 誤り。導体表面では電界は表面に垂直(法線方向)。
❌ 誤り。導体表面では電界は表面に垂直(法線方向)。
【試験対策ポイント】
静電平衡の導体:内部電界0・内部電位一定(等電位)・電荷は表面のみ・表面電界は法線方向。自由電子は電界と逆向きに移動して平衡に達する。誘電体は分極(束縛電荷)、導体は静電誘導(自由電荷移動)と区別する。
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