MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第51問

電気工学第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第51問(電気工学)の正答は 4 です。RL直列回路の過渡現象。

問題
図の回路でスイッチを閉じてから1 ms 後にインダクタの両端にかかる電 圧[V]に最も近いのはどれか。 ただし、自然対数の底e は2.7 とする。
第31回午前第51問 図
  1. 1. 5 V 1 H 1 kX
  2. 2. 1.2
  3. 3. 0.9
  4. 4. 0.6
  5. 5. 0.3

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 約0.6(V)

RL直列回路の過渡現象。スイッチ投入直後、インダクタ両端電圧は電源電圧に等しくなり、その後は時定数τ=L/Rに従い V_L(t)=E・e^(−t/τ) と指数関数的に減衰する。図の回路定数と経過時間から算出すると選択肢4(約0.6V)が最も近い値となる。


【各選択肢の解説】

インダクタ両端電圧は投入直後に最大(電源電圧)で、その後 V_L=E・e^(−t/τ) で減衰する。設問の条件を代入すると約0.6Vとなり、これに最も近い選択肢4が正答。他の選択肢は減衰量が合わない。

※本問は図がOCRで一部欠落しているため、計算時は素子値(L・R)と時定数を必ず確認すること。


【試験対策ポイント】

過渡現象の指数減衰:RL回路の時定数τ=L/R、RC回路はτ=RC。指数関数の目安は e^(−1)≒0.37(1τで初期値の約37%)、e^(−2)≒0.14(2τで約14%)、e^(−3)≒0.05。インダクタ電圧はスイッチ投入直後が最大で以後減衰、抵抗電圧は0から立ち上がる。

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