第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第3問
人体の構造と機能第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第3問(人体の構造と機能)の正答は 1 です。インスリンは血糖を下げるホルモンで、肝臓では糖新生とグリコーゲン分解を抑え、グリコーゲン合成を進める。
問題
血糖調節に関与するホルモンについて誤っているのはどれか。
- 1. インスリンは肝臓での糖新生を促進する。 ✓
- 2. インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。
- 3. アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。
- 4. コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。
- 5. グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.1%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — インスリンは肝臓での糖新生を促進する。
インスリンは血糖を下げるホルモンで、肝臓では糖新生とグリコーゲン分解を抑え、グリコーゲン合成を進める。糖新生を促進するのは血糖を上げる側のホルモン(グルカゴン・コルチゾールなど)であり、1は向きが逆。
【各選択肢の解説】
1. インスリンは肝臓での糖新生を促進する。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、インスリンは肝臓での糖新生を抑制する。糖新生を促進するのはグルカゴン・コルチゾールである。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、インスリンは肝臓での糖新生を抑制する。糖新生を促進するのはグルカゴン・コルチゾールである。
2. インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。
✅ 正しい。インスリンは骨格筋や脂肪細胞でグルコース輸送体 GLUT4 を細胞膜に移動させ、血液中のグルコースを細胞内に取り込ませて血糖を下げる。
✅ 正しい。インスリンは骨格筋や脂肪細胞でグルコース輸送体 GLUT4 を細胞膜に移動させ、血液中のグルコースを細胞内に取り込ませて血糖を下げる。
3. アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。
✅ 正しい。アドレナリンは運動やストレスのときに筋や肝臓のグリコーゲンを分解させ、エネルギー源となるグルコースを確保する。
✅ 正しい。アドレナリンは運動やストレスのときに筋や肝臓のグリコーゲンを分解させ、エネルギー源となるグルコースを確保する。
4. コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。
✅ 正しい。コルチゾールは筋などの末梢組織でグルコースの利用を抑え、肝臓での糖新生を進めて血糖を上げる。
✅ 正しい。コルチゾールは筋などの末梢組織でグルコースの利用を抑え、肝臓での糖新生を進めて血糖を上げる。
5. グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。
✅ 正しい。グルカゴンは空腹時に膵臓のα細胞から出て、肝臓のグリコーゲン合成を抑え分解を進め、血糖を上げる。
✅ 正しい。グルカゴンは空腹時に膵臓のα細胞から出て、肝臓のグリコーゲン合成を抑え分解を進め、血糖を上げる。
【試験対策ポイント】
| ホルモン | 血糖 | 肝臓での主な作用 |
|---|---|---|
| インスリン | 下げる | グリコーゲン合成↑・糖新生↓ |
| グルカゴン | 上げる | グリコーゲン分解↑・糖新生↑ |
| アドレナリン | 上げる | グリコーゲン分解↑ |
| コルチゾール | 上げる | 糖新生↑(末梢の糖利用↓) |
- 血糖を下げるホルモンはインスリンだけ。
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