MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第4問

医学的基礎第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第4問(医学的基礎)の正答は 5 です。急性炎症は、血管の反応(透過性亢進)と滲出、好中球の遊走が中心である。

問題
急性炎症が慢性期に移行したことを示唆する所見はどれか。
  1. 1. 好中球の遊走
  2. 2. 血管透過性の亢進
  3. 3. 液性成分の滲出
  4. 4. 組織圧の上昇
  5. 5. 線維芽細胞の増殖 ✓

正答:5番

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 線維芽細胞の増殖

急性炎症は、血管の反応(透過性亢進)と滲出、好中球の遊走が中心である。炎症が長引いて慢性期に入ると、リンパ球・マクロファージが主体となり、線維芽細胞が増えてコラーゲンをつくり線維化が進む。


【各選択肢の解説】

1. 好中球の遊走
❌ 誤り。好中球は炎症の初期に最初に集まってくる細胞で、急性炎症の主役である。正しくは、慢性期を示す細胞はリンパ球・形質細胞・マクロファージである。
2. 血管透過性の亢進
❌ 誤り。急性炎症の初期に起こる血管の反応で、血漿成分が血管外に出る原因になる。正しくは、慢性期を示すのは線維芽細胞の増殖と線維化である。
3. 液性成分の滲出
❌ 誤り。血管透過性が高まって血漿成分が組織に出る、急性炎症の所見である。正しくは、慢性期を示すのは線維芽細胞の増殖と線維化である。
4. 組織圧の上昇
❌ 誤り。滲出液がたまって組織が腫れる(腫脹)ことによる急性期の変化である。正しくは、慢性期を示すのは線維芽細胞の増殖と線維化である。
5. 線維芽細胞の増殖
✅ 正しい(=正答)。線維芽細胞はコラーゲンをつくって傷んだ組織を埋め合わせる。この増殖と線維化は、炎症が修復・慢性期に入ったことを示す。

【試験対策ポイント】

急性炎症慢性炎症
主な細胞好中球リンパ球・形質細胞・マクロファージ
主な変化血管透過性亢進・滲出・腫脹線維芽細胞の増殖・線維化
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