MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問

医用機器の安全管理第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問(医用機器の安全管理)の正答は 2 です。非接地配線方式の絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は、対地絶縁抵抗の低下=漏れ電流の増加を検知して警報する。

問題
非接地配線方式の絶縁監視装置の警報が鳴ったときに、考えられるのはど れか。 a.地絡が発生した。 b.接地分岐線が断線した。 c.絶縁抵抗が100 kX 以上になった。 d.負荷の消費電流の合計が20 A を超えた。 e.多数のME 機器が使用されていた。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — a、e

非接地配線方式の絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は、対地絶縁抵抗の低下=漏れ電流の増加を検知して警報する。地絡発生や多数のME機器接続による漏れ電流の合算で警報が鳴る。絶縁抵抗の上昇や消費電流超過では鳴らない。よって正しいのはa・e→選択肢2が正答。


【各選択肢の解説】

a.地絡が発生した。 → ✅ 正しい。地絡で絶縁抵抗が低下し漏れ電流が増えて警報する。
b.接地分岐線が断線した。 → ❌ 誤り。絶縁監視装置は対地絶縁抵抗を監視しており、接地線断線では警報しない。
c.絶縁抵抗が100kΩ以上になった。 → ❌ 誤り。絶縁抵抗が低下(漏れ電流増加)で警報。上昇は安全側で鳴らない。
d.負荷の消費電流の合計が20Aを超えた。 → ❌ 誤り。消費電流(過電流)はブレーカの管轄で、絶縁監視装置とは無関係。
e.多数のME機器が使用されていた。 → ✅ 正しい。各機器の漏れ電流が合算され総漏れ電流が増えて警報が鳴りうる。

1. a、b → ❌ bが誤り。

2. a、e → ✅ 正しい。

3. b、c → ❌ 両方誤り。

4. c、d → ❌ 両方誤り。

5. d、e → ❌ dが誤り。

【試験対策ポイント】

非接地配線方式=1線地絡が起きても直ちに停電せず電源を確保(ミクロショック防止・電源信頼性向上)。絶縁監視装置は絶縁抵抗低下(漏れ電流が2mA相当)で警報。第1故障を知らせるのが目的で、警報が鳴っても電源は落ちない。過電流保護(ブレーカ)とは別系統。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「医用機器安全管理学」の国試ノート(要点整理・無料)
漏れ電流・接地・EMC・ガス設備など安全管理の最重要分野を集中整理。
▶ 医用機器安全管理学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第31回 全問一覧

▶ 医用機器の安全管理 の過去問一覧

スポンサーリンク