第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。体表からの電撃(マクロショック)で心室細動が起こる交流閾値は約0.1A(100mA)、また最小感知電流は約1kHzを超えると周波数に比例して上昇する。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
体表からの電撃(マクロショック)で心室細動が起こる交流閾値は約0.1A(100mA)、また最小感知電流は約1kHzを超えると周波数に比例して上昇する。心臓に直接電流が流れる電撃はミクロショックで、細動閾値は約0.1mA(100µA)。よって正しいのはd・e→選択肢5が正答。
【各選択肢の解説】
a.直接心臓に電流が流れ込んで起こる電撃をマクロショックという。 → ❌ 誤り。心臓に直接流れるのはミクロショック。マクロショックは体表通電。
b.直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしにくい。 → ❌ 誤り。直流は電気分解による化学的変化を起こしやすい。
c.直接心臓に微小電流(記載値)で心室細動が誘発される。 → ❌ 誤り。ミクロショックの心室細動閾値は約0.1mA(100µA)。設問記載の極小電流では細動は起きない。
d.体表面に0.1Aの商用交流電流が流れると心室細動が誘発される。 → ✅ 正しい。マクロショックの心室細動閾値は約0.1A(100mA)。
e.最小感知電流閾値は1kHzを境に周波数に比例して上昇する。 → ✅ 正しい。1kHz以上では高周波ほど感じにくく、閾値が周波数に比例して上がる。
【試験対策ポイント】
電撃の閾値(商用交流)を暗記。最小感知電流1mA・離脱限界(不随意運動)10mA・マクロショック心室細動100mA(0.1A)・ミクロショック心室細動0.1mA(100µA)。感知電流閾値は約1kHzまで一定、それ以上で周波数比例で上昇(高周波は感電しにくい)。
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