MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第40問

医用機器の安全管理第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第40問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。保護接地のインピーダンスは、25 Aと定格電流の1.5倍の大きい方の電流を流し、その電圧降下から求める(JIS T 0601-1)。

問題
定格10 A の医療機器の着脱可能な保護接地線のインピーダンスを JIS T 0601−1 に基づいた電圧降下法で測定した。インピーダンスが許容値内であるときの電圧降下[V]の上限はどれか。
  1. 1. 1.0
  2. 2. 1.5
  3. 3. 2.0
  4. 4. 2.5 ✓
  5. 5. 3.0

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 30.8%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 2.5

保護接地のインピーダンスは、25 Aと定格電流の1.5倍の大きい方の電流を流し、その電圧降下から求める(JIS T 0601-1)。着脱可能な部分の許容値は0.1 Ω。

計算:

  • 試験電流:定格10 A×1.5=15 A<25 A → 25 A
  • 電圧降下の上限=25 A×0.1 Ω=2.5 V

【各選択肢の解説】

1. 1.0
❌ 誤り。定格電流10 A×0.1 Ωの値で、試験電流を定格のまま使っている。正しくは25 Aを流すので上限は2.5 V。
2. 1.5
❌ 誤り。定格の1.5倍の15 A×0.1 Ωの値で、「大きい方」の25 Aを選んでいない。正しくは25 A×0.1 Ω=2.5 V。
3. 2.0
❌ 誤り。10 A×0.2 Ωの値で、電流も許容値も違う。正しくは25 A×0.1 Ω=2.5 V。
4. 2.5
✅ 正しい(=正答)。25 A×0.1 Ω=2.5 Vで、これを超えるとインピーダンスが0.1 Ωを超える。
5. 3.0
❌ 誤り。25 Aで3.0 Vなら0.12 Ωで許容値を超えている。正しくは上限は2.5 V。

【試験対策ポイント】

保護接地インピーダンスの測定(JIS T 0601-1)

項目内容
試験電流25 Aと定格電流×1.5の大きい方
許容値(インレット〜保護接地された部分)0.1 Ω
許容値(着脱できない電源コードを含む)0.2 Ω

電圧降下の上限=試験電流×許容インピーダンス。定格が約17 Aを超える機器では1.5倍の方が25 Aより大きくなる。

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