MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第61問

情報処理工学第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第61問(情報処理工学)の正答は 2 です。帯域の上限が100 Hzなので、標本化定理よりサンプリング周波数は最低でもfs≧2×fmax=2×100=200 Hz必要。

問題
帯域が1 〜100 Hz の信号を量子化ビット数8 bit でAD 変換する。5 秒間 の信号を記録するのに最小限必要な容量[byte]はどれか。 ただし、圧縮符号化は行わず、信号以外のデータは無視する。
  1. 1. 500
  2. 2. 1000
  3. 3. 2000
  4. 4. 4000
  5. 5. 8000

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 1000

帯域の上限が100 Hzなので、標本化定理よりサンプリング周波数は最低でもfs≧2×fmax=2×100=200 Hz必要。5秒間の記録では200 Hz×5秒=1000サンプル。量子化8 bit=1 byte/サンプルなので、必要容量は1000サンプル×1 byte=1000 byte。よって2番。


【各選択肢の解説】

1. 500
❌ 誤り。サンプリング周波数を100 Hz(帯域上限そのまま)とした場合の値。標本化定理を満たさない。
2. 1000
✅ 正しい。fs=200 Hz×5秒×1 byte=1000 byte。
3. 2000
❌ 誤り。サンプリング周波数を400 Hzなどとした過大見積り。
4. 4000
❌ 誤り。過大。
5. 8000
❌ 誤り。8 bitをbyteに換算せず8倍した等の誤り。

【試験対策ポイント】

  • 標本化定理:サンプリング周波数 fs ≧ 2×fmax(最高周波数の2倍以上)
  • 8 bit = 1 byte(量子化ビット数8→1サンプル1 byte)
  • データ容量=fs × 記録時間 × (量子化bit÷8) × チャネル数
  • 本問:200×5×1=1000 byte
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