MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第61問

情報処理工学第31回午後

第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第61問(情報処理工学)の正答は 2 です。標本化定理により、信号の最高周波数(100 Hz)の2倍以上の周波数で標本化すれば元の信号を再現できる。

問題
帯域が1 〜100 Hz の信号を量子化ビット数8 bit でAD 変換する。5 秒間の信号を記録するのに最小限必要な容量[byte]はどれか。 ただし、圧縮符号化は行わず、信号以外のデータは無視する。
  1. 1. 500
  2. 2. 1000 ✓
  3. 3. 2000
  4. 4. 4000
  5. 5. 8000

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 1000

標本化定理により、信号の最高周波数(100 Hz)の2倍以上の周波数で標本化すれば元の信号を再現できる。最小は200 Hz、8 bit=1 byte/標本なので、5秒で1000 byte。


【計算】

  • 標本化周波数 f_s ≧ 2×100 Hz=200 Hz(最小200 Hz)
  • 標本数=200 回/秒×5 秒=1000 個
  • 1標本=8 bit=1 byte
  • 容量=1000×1 byte=1000 byte

【各選択肢の解説】

1. 500
❌ 誤り。標本化周波数を最高周波数と同じ100 Hzにした値である。正しくは、最高周波数の2倍の200 Hzが必要で1000 byte。
2. 1000
✅ 正しい。200 Hz×5 秒×1 byte の値である(=正答)。
3. 2000
❌ 誤り。最小限の2倍のデータ量である。正しくは、200 Hz×5 秒×1 byte(8 bit)=1000 byte。
4. 4000
❌ 誤り。最小限の4倍のデータ量である。正しくは、200 Hz×5 秒×1 byte=1000 byte。
5. 8000
❌ 誤り。容量を bit で数えた値(1000 byte=8000 bit)である。正しくは単位が byte なので1000。

【試験対策ポイント】

  • 標本化定理:f_s ≧ 2 f_max(f_max の2倍=ナイキスト周波数の考え方)
  • データ量=標本化周波数×時間×量子化ビット数(÷8 で byte)
  • 帯域の下限(1 Hz)は計算に使わない=ひっかけ
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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