第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問
人体の構造と機能第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。膵臓は腹膜の後ろにある後腹膜器官で、腹膜腔の中にはない。
問題
腹(膜)腔について誤っているのはどれか。
- 1. 小網は肝臓に付着する。
- 2. 大網は胃の尾側に存在する。
- 3. 腸間膜は2 枚から成っている。
- 4. 膵臓は腹(膜)腔の中にある。 ✓
- 5. 膀胱は腹(膜)腔の外にある。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.5%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 膵臓は腹(膜)腔の中にある。
膵臓は腹膜の後ろにある後腹膜器官で、腹膜腔の中にはない。小網・大網・腸間膜はいずれも腹膜が二重になってできた構造である。
【各選択肢の解説】
1. 小網は肝臓に付着する。
✅ 正しい。小網は肝臓の下面と胃の小弯・十二指腸の始まりを結ぶ腹膜のひだ(肝胃間膜・肝十二指腸間膜)である。
✅ 正しい。小網は肝臓の下面と胃の小弯・十二指腸の始まりを結ぶ腹膜のひだ(肝胃間膜・肝十二指腸間膜)である。
2. 大網は胃の尾側に存在する。
✅ 正しい。大網は胃の大弯から前掛けのように下方(尾側)へ垂れ下がり、横行結腸や小腸の前をおおう。
✅ 正しい。大網は胃の大弯から前掛けのように下方(尾側)へ垂れ下がり、横行結腸や小腸の前をおおう。
3. 腸間膜は2 枚から成っている。
✅ 正しい。腸間膜は腹膜が2枚重なったもので、その間を腸へ向かう血管・リンパ管・神経が通る。
✅ 正しい。腸間膜は腹膜が2枚重なったもので、その間を腸へ向かう血管・リンパ管・神経が通る。
4. 膵臓は腹(膜)腔の中にある。
❌ 誤り。腹膜腔の中ではない。正しくは、膵臓は(尾部を除き)後腹膜に埋まった後腹膜器官で、腹膜腔の外(背側)にある。
❌ 誤り。腹膜腔の中ではない。正しくは、膵臓は(尾部を除き)後腹膜に埋まった後腹膜器官で、腹膜腔の外(背側)にある。
5. 膀胱は腹(膜)腔の外にある。
✅ 正しい。膀胱は骨盤内で腹膜の下にあり、上面だけが腹膜におおわれる腹膜外の器官である。
✅ 正しい。膀胱は骨盤内で腹膜の下にあり、上面だけが腹膜におおわれる腹膜外の器官である。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 主な器官 |
|---|---|
| 腹膜腔の中(腹膜内器官) | 胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸・肝臓・脾臓 |
| 後腹膜器官 | 膵臓・十二指腸(大部分)・腎臓・副腎・尿管・腹大動脈・下大静脈 |
| 腹膜の下 | 膀胱・直腸下部 |
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