MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問

人体の構造と機能第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問(人体の構造と機能)の正答は 4 です。膵臓は後腹膜臓器であり腹膜腔の外(背側)に位置する。

問題
腹(膜)腔について誤っているのはどれか。
  1. 1. 小網は肝臓に付着する。
  2. 2. 大網は胃の尾側に存在する。
  3. 3. 腸間膜は2 枚から成っている。
  4. 4. 膵臓は腹(膜)腔の中にある。
  5. 5. 膀胱は腹(膜)腔の外にある。

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 膵臓は腹(膜)腔の中にある。

膵臓は後腹膜臓器であり腹膜腔の外(背側)に位置する。したがって「腹膜腔の中にある」は誤りで4が正答。


【各選択肢の解説】

1. 小網は肝臓に付着する。
✅ 正しい。小網(肝胃間膜・肝十二指腸間膜)は肝下面と胃小彎・十二指腸をつなぐ。
2. 大網は胃の尾側に存在する。
✅ 正しい。大網は胃大彎から前下方へ垂れ下がる。
3. 腸間膜は2枚から成っている。
✅ 正しい。腹膜2枚が重なり、間を血管・神経・リンパが走る。
4. 膵臓は腹(膜)腔の中にある。
❌ 誤り。膵臓は後腹膜臓器で腹膜腔の外にある。
5. 膀胱は腹(膜)腔の外にある。
✅ 正しい。膀胱は腹膜外(下腹部の腹膜下)に位置する。

【試験対策ポイント】

後腹膜臓器=腎・尿管・副腎・膵(頭体尾の大部分)・十二指腸(大部分)・腹大動脈・下大静脈。膀胱・直腸下部も腹膜外。覚え方「SAD PUCKER」等。腹腔内臓器(胃・空腸・回腸・横行結腸など)と区別。

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