MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問

医用機器の安全管理第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第42問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。測定器(MD)は生体の周波数特性を模擬し、約1kHz以上で感度が下がる(伝達インピーダンスが低下)。

問題
JIS T 0601−1 における漏れ電流測定用器具(MD)において、100 kHz の漏れ 電流を測定したところ、電圧計の読みが0.1 V であった。このとき実際に流れた 100 kHz の漏れ電流のおよその値[mA]はどれか。
  1. 1. 0.01
  2. 2. 0.1
  3. 3. 1
  4. 4. 10
  5. 5. 100

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 10(mA)

測定器(MD)は生体の周波数特性を模擬し、約1kHz以上で感度が下がる(伝達インピーダンスが低下)。100kHzでは伝達インピーダンスが1kΩ→約10Ωに低下するため、電圧計0.1Vに対し実電流=0.1V/10Ω=10mA。


【各選択肢の解説】

1. 0.01
❌ 誤り。桁が合わない。
2. 0.1
❌ 誤り。V/1kΩ=0.1mAは低周波での換算値で、100kHzには適用できない。
3. 1
❌ 誤り。
4. 10
✅ 正しい。100kHzで伝達インピーダンスが約10Ωに低下→I=0.1V/10Ω=10mA。
5. 100
❌ 誤り。

【試験対策ポイント】

MDの周波数重み付け=約1kHz以上で20dB/decの減衰(高周波電流は生体作用が小さいことを反映)。低周波域では漏れ電流=V/1kΩ。高周波では実際に流れる電流は測定重み付け値より大きくなる。

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