MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第43問

医用機器の安全管理第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第43問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。機器の消費(供給)電流を測るには、往路・復路の片方だけ(1本)をクランプで挟む。

問題
クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うと き、図のクランプ部分に挟むのはどれか。
  1. 1. 保護接地線
  2. 2. 機能接地線
  3. 3. 2 本の電源導線
  4. 4. 2 本の電源導線と保護接地線
  5. 5. 2 本の電源導線のいずれか1 本

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 2本の電源導線のいずれか1本

機器の消費(供給)電流を測るには、往路・復路の片方だけ(1本)をクランプで挟む。2本まとめて挟むと往復電流が相殺され、その差=漏れ電流の測定になってしまう。


【各選択肢の解説】

1. 保護接地線
❌ 誤り。接地線に流れる電流(接地漏れ電流)の測定になる。
2. 機能接地線
❌ 誤り。供給電流ではない。
3. 2本の電源導線
❌ 誤り。往復電流が相殺され正味は漏れ電流(≒0)となり供給電流は測れない。
4. 2本の電源導線と保護接地線
❌ 誤り。相殺され供給電流にならない。
5. 2本の電源導線のいずれか1本
✅ 正しい。片線に流れる負荷電流=供給電流。

【試験対策ポイント】

クランプメータの使い分け:片線1本→負荷(供給)電流2本一括→漏れ電流(往復の差)接地線→接地漏れ電流。相殺の原理(往復電流の磁界が打ち消し合う)が鍵。

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