第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第43問
医用機器の安全管理第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第43問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。クランプ型電流計は、挟んだ導線を流れる電流の合計がつくる磁界を測る。
問題
クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うとき、図のクランプ部分に挟むのはどれか。
- 1. 保護接地線
- 2. 機能接地線
- 3. 2 本の電源導線
- 4. 2 本の電源導線と保護接地線
- 5. 2 本の電源導線のいずれか1 本 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.1%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 2 本の電源導線のいずれか1 本
クランプ型電流計は、挟んだ導線を流れる電流の合計がつくる磁界を測る。医療機器に供給される電流(負荷電流)を測るには、行きか帰りの電源導線1本だけを挟む。2本まとめて挟むと行きと帰りの電流の磁界が打ち消し合う。
【各選択肢の解説】
1. 保護接地線
❌ 誤り。保護接地線だけを挟むと、保護接地線を流れる電流(接地漏れ電流)を測ることになる。正しくは供給電流は電源導線1本に流れる電流で測る。
❌ 誤り。保護接地線だけを挟むと、保護接地線を流れる電流(接地漏れ電流)を測ることになる。正しくは供給電流は電源導線1本に流れる電流で測る。
2. 機能接地線
❌ 誤り。機能接地線を流れる電流は機能上の接地電流で、供給電流ではない。正しくは電源導線1本を挟む。
❌ 誤り。機能接地線を流れる電流は機能上の接地電流で、供給電流ではない。正しくは電源導線1本を挟む。
3. 2 本の電源導線
❌ 誤り。行きと帰りの電流は大きさが等しく向きが逆なので打ち消し合い、残るのは差(漏れ電流の分)だけ。正しくは片方1本だけを挟むと供給電流が測れる。
❌ 誤り。行きと帰りの電流は大きさが等しく向きが逆なので打ち消し合い、残るのは差(漏れ電流の分)だけ。正しくは片方1本だけを挟むと供給電流が測れる。
4. 2 本の電源導線と保護接地線
❌ 誤り。電源コードの3本を一括で挟むと、往復の電流も保護接地線の電流も打ち消し合い、コード以外の経路で大地へ流れた分しか残らない。正しくは電源導線1本だけを挟む。
❌ 誤り。電源コードの3本を一括で挟むと、往復の電流も保護接地線の電流も打ち消し合い、コード以外の経路で大地へ流れた分しか残らない。正しくは電源導線1本だけを挟む。
5. 2 本の電源導線のいずれか1 本
✅ 正しい。1本だけなら打ち消す電流がないので、その導線を流れる負荷電流=供給電流がそのまま測れる(=正答)。
✅ 正しい。1本だけなら打ち消す電流がないので、その導線を流れる負荷電流=供給電流がそのまま測れる(=正答)。
【試験対策ポイント】
| 挟むもの | 測れるもの |
|---|---|
| 電源導線1本 | 供給(負荷)電流 |
| 電源導線2本一括 | 往復の差=漏れ電流の分 |
| 保護接地線 | 保護接地線を流れる電流 |
- 原理=挟んだ導線の電流の総和だけが磁界として残る
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