MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問

電気工学第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問(電気工学)の正答は 4 です。コイルが角速度ωで回ると、鎖交する磁束はΦ=Φm·cosωtで変わり、ファラデーの法則で起電力 e=−N·dΦ/dt=N·Φm·ω·sinωt。

問題
初期状態では巻数10 回の円形コイルに0.2 Wb の磁束が直交している。コイル面を時計回りに1 秒間あたり5 rad(ラジアン)回転させるとき、コイルに発生する起電力の振幅[V]はどれか。
第32回午前第48問 図
  1. 1. 0.4
  2. 2. 1
  3. 3. 2
  4. 4. 10 ✓
  5. 5. 25

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 45.5%参考値

11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 10

コイルが角速度ωで回ると、鎖交する磁束はΦ=Φm·cosωtで変わり、ファラデーの法則で起電力 e=−N·dΦ/dt=N·Φm·ω·sinωt。振幅は NΦmω。図の初期状態は磁束がコイル面に直交し、鎖交磁束が最大(0.2Wb)の位置。

途中式

  • N=10回、Φm=0.2Wb、ω=5rad/s
  • 振幅=NΦmω=10×0.2×5=10V

【各選択肢の解説】

1. 0.4
❌ 誤り。NΦm/ω=10×0.2÷5=0.4に当たる値。正しくは起電力は磁束の時間変化に比例するのでωは掛け、10×0.2×5=10V。
2. 1
❌ 誤り。Φm×ω=0.2×5=1に当たり、巻数を掛けていない。正しくは巻数10回分を掛けて10V。
3. 2
❌ 誤り。NΦm=10×0.2=2は最大鎖交磁束数[Wb]で、起電力ではない。正しくは角速度5rad/sを掛けて10V。
4. 10
✅ 正しい。10×0.2×5=10V(=正答)。磁束の変化が最も速いのはコイル面が磁束と平行になる瞬間で、そのとき起電力が振幅の値になる。
5. 25
❌ 誤り。式NΦmωに合わない値。正しくは振幅は10V。

【試験対策ポイント】

  • 回転コイルの起電力:e=NΦmω·sinωt、振幅 NΦmω
  • ω[rad/s]=1秒あたりの回転角。回転数n[回/s]なら ω=2πn
  • 磁束最大の位置で起電力0、磁束0(面が平行)の位置で起電力最大
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