MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問

情報処理工学第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問(情報処理工学)の正答は 5 です。可逆圧縮は情報を捨てずに冗長性だけを削るので、縮められる量に限りがある。

問題
画像データの圧縮法について誤っているのはどれか。
  1. 1. 可逆圧縮ではデータの冗長性を利用して圧縮を行う。
  2. 2. 可逆圧縮では元の画質に復元できる。
  3. 3. 非可逆圧縮では人間の視覚特性を利用している。
  4. 4. 非可逆圧縮では圧縮率を上げると画像が劣化する。
  5. 5. 可逆圧縮は非可逆圧縮より圧縮率を高くすることができる。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.3%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 可逆圧縮は非可逆圧縮より圧縮率を高くすることができる。

可逆圧縮は情報を捨てずに冗長性だけを削るので、縮められる量に限りがある。視覚で気づきにくい情報を捨てる非可逆圧縮の方が高い圧縮率を得られる。大小を逆にした5が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 可逆圧縮ではデータの冗長性を利用して圧縮を行う。
✅ 正しい。同じ値の連続(ランレングス符号化)や出現頻度の偏り(ハフマン符号化)といった冗長性を短い符号に置き換える。
2. 可逆圧縮では元の画質に復元できる。
✅ 正しい。情報を捨てていないので、復号すると元のデータと完全に一致する(PNG・GIFなど)。
3. 非可逆圧縮では人間の視覚特性を利用している。
✅ 正しい。人の目が気づきにくい高い空間周波数成分や色差の情報を粗く量子化して減らす(JPEGなど)。
4. 非可逆圧縮では圧縮率を上げると画像が劣化する。
✅ 正しい。捨てる情報が増えるため、ブロックノイズやにじみなどの劣化が目立ってくる。
5. 可逆圧縮は非可逆圧縮より圧縮率を高くすることができる。
❌ 誤り(=正答)。大小が逆。正しくは非可逆圧縮の方が圧縮率を高くできる(可逆圧縮は情報を残すぶん圧縮率が低い)。

【試験対策ポイント】

方式復元圧縮率代表例
可逆圧縮元どおりに復元できる低いPNG・GIF・ZIP
非可逆圧縮元どおりには戻らない高いJPEG・MPEG

・ひっかけは「可逆/非可逆」と「高い/低い」の入れ替え。

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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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