第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問
医用機械工学第32回午前
第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問(医用機械工学)の正答は 1 です。縦弾性係数(ヤング率)E=応力÷ひずみ。
問題
長さ1.2 m、断面積4.0 mm² の線材を8.0 N の力で引っ張ったところ長さが1.2 mm 増加した。この線材の縦弾性係数[GPa]はどれか。
- 1. 2.0 ✓
- 2. 5.0
- 3. 20
- 4. 50
- 5. 200
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 2.0
縦弾性係数(ヤング率)E=応力÷ひずみ。単位をSIにそろえて(mm²→m²、mm→m)計算する。
【各選択肢の解説】
途中式
- 断面積 A=4.0 mm²=4.0×10⁻⁶ m²
- 応力 σ=F/A=8.0 N÷(4.0×10⁻⁶ m²)=2.0×10⁶ Pa
- ひずみ ε=ΔL/L=1.2×10⁻³ m÷1.2 m=1.0×10⁻³
- E=σ/ε=2.0×10⁶÷1.0×10⁻³=2.0×10⁹ Pa=2.0 GPa
1. 2.0
✅ 正しい。上の途中式どおり E=2.0×10⁹ Pa=2.0 GPa である。
✅ 正しい。上の途中式どおり E=2.0×10⁹ Pa=2.0 GPa である。
2. 5.0
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。応力2.0 MPaとひずみ1.0×10⁻³の比からは5.0は出てこない。
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。応力2.0 MPaとひずみ1.0×10⁻³の比からは5.0は出てこない。
3. 20
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。20 GPaは10倍の値で、ひずみか断面積の桁を1つずらすと出る。
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。20 GPaは10倍の値で、ひずみか断面積の桁を1つずらすと出る。
4. 50
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。
5. 200
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。200 GPaは鋼のヤング率に近い値だが、この線材の計算値ではない。
❌ 誤り。正しくは2.0 GPa。200 GPaは鋼のヤング率に近い値だが、この線材の計算値ではない。
【試験対策ポイント】
- E=(F/A)÷(ΔL/L)=F·L/(A·ΔL)
- 1 mm²=10⁻⁶ m²、1 mm=10⁻³ m、1 GPa=10⁹ Pa
- 1 N/mm²=1 MPa を覚えておくと、8.0 N÷4.0 mm²=2.0 MPa がすぐ出る
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