MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問

医用材料第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問(医用材料)の正答は 2 です。材料を埋め込んだ直後に起こるのは血液や免疫の反応(急性反応)、長い期間をかけて起こるのが材料表面への沈着や組織による包み込み(慢性反応)。

問題
生体埋植材料に対する生体の慢性反応はどれか。 a.石灰化 b.血液凝固 c.アナフィラキシー d.補体活性化 e.カプセル化
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 93.8%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番(a・e)

材料を埋め込んだ直後に起こるのは血液や免疫の反応(急性反応)、長い期間をかけて起こるのが材料表面への沈着や組織による包み込み(慢性反応)。石灰化とカプセル化が慢性反応にあたる。


【各選択肢の解説】

a.石灰化
✅ 慢性反応である。長期間の埋植で材料表面にカルシウム塩が沈着し、生体弁などの硬化・劣化の原因になる。

b.血液凝固
❌ 慢性反応ではない。正しくは材料が血液に触れた直後から起こる急性反応である。

c.アナフィラキシー
❌ 慢性反応ではない。正しくは即時型アレルギーで、接触後短時間で起こる急性反応である。

d.補体活性化
❌ 慢性反応ではない。正しくは材料表面に血液が触れてすぐ起こる急性反応である。

e.カプセル化
✅ 慢性反応である。異物を線維性の結合組織の膜で包み込んで周囲から隔てる反応で、時間をかけて形成される。

1. a、b
❌ 誤り。bは急性反応。正しくはa・e。
2. a、e
✅ 正しい。どちらも慢性反応(=正答)。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも急性反応。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。c・dとも急性反応。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dは急性反応。正しくはa・e。

【試験対策ポイント】

急性反応慢性反応
血液凝固・血小板の粘着石灰化
補体活性化カプセル化(線維性被膜)
アナフィラキシー材料の劣化
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