MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問

医用材料第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問(医用材料)の正答は 2 です。生体埋植材料に対する慢性反応は、時間をかけて進む石灰化(a)と、線維性被膜で異物を包む被包化=カプセル化(e)。

問題
生体埋植材料に対する生体の慢性反応はどれか。 a.石灰化 b.血液凝固 c.アナフィラキシー d.補体活性化 e.カプセル化
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、e

生体埋植材料に対する慢性反応は、時間をかけて進む石灰化(a)と、線維性被膜で異物を包む被包化=カプセル化(e)。血液凝固・アナフィラキシー・補体活性化は急性反応。よって2番。


【各選択肢の解説】

a. 石灰化 ✅ 正しい。長期埋植で材料表面にカルシウムが沈着する慢性反応。

b. 血液凝固 ❌ 誤り。材料接触直後に起こる急性反応。

c. アナフィラキシー ❌ 誤り。即時型アレルギーで急性反応。

d. 補体活性化 ❌ 誤り。接触後速やかに起こる急性反応。

e. カプセル化 ✅ 正しい。異物を線維性結合組織で包み込む慢性反応(被包化)。

よって慢性反応はa・e → 2番。

1. a、b ❌ / 2. a、e ✅ / 3. b、c ❌ / 4. c、d ❌ / 5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

・急性反応:血液凝固・血小板粘着、補体活性化、炎症、アナフィラキシー。
・慢性反応:線維性被包化(カプセル化)、石灰化、感染の遷延、材料の劣化。
・生体適合性の評価=血液適合性(抗血栓性)・組織適合性の両面で判断する。

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