MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問

医用材料第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問(医用材料)の正答は 3 です。濾過滅菌は微生物を物理的に除去し(b)、乾熱滅菌は高温でエンドトキシンを無毒化する(c)。

問題
医用材料の滅菌で正しいのはどれか。 a.EOG 滅菌は室温で行われる。 b.濾過滅菌は微生物を除去する。 c.乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。 d.電子線滅菌はc 線滅菌より透過性が高い。 e.高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — b、c

濾過滅菌は微生物を物理的に除去し(b)、乾熱滅菌は高温でエンドトキシンを無毒化する(c)。この2つが正しく、組合せは3番。


【各選択肢の解説】

a. EOG滅菌は室温で行われる。 ❌ 誤り。EOG(酸化エチレンガス)滅菌は約50〜60℃で行う。

b. 濾過滅菌は微生物を除去する。 ✅ 正しい。0.22 µm等のフィルタで微生物を物理的に除去。加熱できない液体・気体に用いる。

c. 乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。 ✅ 正しい。250℃前後の乾熱でエンドトキシン(発熱物質)を分解・無毒化できる。

d. 電子線滅菌はγ線滅菌より透過性が高い。 ❌ 誤り。電子線はγ線より透過性が低い(厚い物には不向き)。

e. 高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。 ❌ 誤り。高温高圧で血清蛋白が変性するため使用できない。

よって正しいのはb・c → 3番。

1. a、b ❌ / 2. a、e ❌ / 3. b、c ✅ / 4. c、d ❌ / 5. d、e ❌

【試験対策ポイント】

滅菌法条件対象・特徴
高圧蒸気121℃・約20分耐熱・耐湿物。蛋白・血清は不可
EOG(酸化エチレン)約50〜60℃熱に弱い器材。残留ガスのエアレーション必要
γ線・電子線常温使い捨て器材の工業滅菌。γ線は透過性大
乾熱160〜250℃ガラス・金属、エンドトキシン無毒化
濾過常温加熱できない液体・気体
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