MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問

医用材料第32回午後

第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第90問(医用材料)の正答は 1 です。ステンレス鋼はクロムを含む合金で、表面に緻密で安定な酸化クロム(Cr₂O₃)の不動態皮膜を形成する。

問題
ステンレスの表面に形成されるのはどれか。
  1. 1. 酸化クロム
  2. 2. 酸化鉄
  3. 3. 酸化亜鉛
  4. 4. 酸化マグネシウム
  5. 5. 酸化銅

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 酸化クロム

ステンレス鋼はクロムを含む合金で、表面に緻密で安定な酸化クロム(Cr₂O₃)の不動態皮膜を形成する。この皮膜が内部を保護し、優れた耐食性を与える。よって正答は1番。


【各選択肢の解説】

1. 酸化クロム
✅ 正しい。Cr₂O₃の不動態皮膜が形成され、ステンレスの耐食性の源となる。
2. 酸化鉄
❌ 誤り。酸化鉄はいわゆる「さび」であり、耐食性を与える皮膜ではない。
3. 酸化亜鉛
❌ 誤り。ステンレスの成分・皮膜ではない。
4. 酸化マグネシウム
❌ 誤り。関係しない。
5. 酸化銅
❌ 誤り。関係しない。

【試験対策ポイント】

金属材料と不動態皮膜

  • ステンレス鋼(Fe-Cr-Ni):Cr₂O₃の不動態皮膜で耐食性
  • チタン・チタン合金:TiO₂皮膜で高い生体適合性・耐食性(人工関節・インプラント)
  • 皮膜が傷ついても酸素があれば再生(自己修復性)
インプラント金属=チタン、Co-Cr合金、ステンレス(SUS316L)が代表。

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